思考パターンを変えることが幸せへの近道!「考えグセ」ついてしまっていませんか?

写真拡大

「苦しい」ということをイメージするだけで落ち込んだり、ストレスを感じるということ、ご存知ですか?

精神科医の樺沢紫苑先生によると、そこに「実際にストレスを受けているか」ということは関係ないのだそう。だったら「楽しい」イメージを膨らますが勝ちですよね!?

それには「楽しい」を生みだす発想の転換が必要。思考パターンを変えればハッピーな毎日が手に入るんです!

ここでは、子育てに、ママ友づきあいに…ストレスを感じているママたちのために、ハッピー脳になれる実例をご紹介します。
1:あのママ「嫌い」→ じゃなくてホントは「ふつう」
「子どもは仲よしだけど、そのママがちょっと…」という方は案外多いかもしれません。でもそれを克服する方法があるんです。まずは、ママ友を「好き」「ふつう」「大嫌い」で分けてみましょう。「好きではないけど大嫌いでもない。『ふつう』かな」と思う人がでてくるはず。脳はものごとや人に対して瞬時に「快・不快」「好き・嫌い」の2つに分ける傾向があり、「好き」に分類されないだけで「嫌い」にされてしまう人がたくさんでてきてしまうのです。

人間、本当に心底イヤな人なんて1人いるかいないか、なはず。「嫌い」という感情は口に出さなくてもオーラで伝わるものですから、「嫌い」と思わないだけで人間関係はうまくいきます。さらに初対面で「この人好きじゃない」と思わないことを意識できたら人間関係は最初からラクになりますよ。

­

【思考パターン変更例1】

「好き」「嫌い」

 ↓

「好き」「ふつう」「大嫌い」
2:「してほしい」→ から「してあげる」発想に
「夫が話を聞いてくれない」「姑が何かと用を押し付けてくる」と不満ならば、「自分から夫の話を聞いてあげる」「姑に言われる前にしてあげる」という、「先に与える」発想をもってみて。

人間関係のすべてに言えることですが、相手に「してほしい」と思うことを、先に「与える」スタンスを取れば、相手は意外と返してくれるものです。つまり、先に受け取ろうとするから上手く回らない。「こんなにしてあげているのに?!」と思う人こそ「自分はどれだけ与えているか?」を振り返ってみて下さい。

­

【思考パターン変更例2】

「夫が話を聞いてくれない」

 ↓

先に受け取るのでなくまず与える

 ↓

「自分から夫の話を聞いてあげる」

 ↓

夫も返してくれる
3:「あの人を変える」→ より「自分を変える」
「夫のあの態度が気に入らない」「あの人のこの性格を直したい」など、「相手を変えよう」という考えは今すぐストップ! 人の性格や人間性は過去と同じで変えられるものではないし、やろうとすれば双方にとって大きなストレスになるのは確実。だったら自分が変わりましょう。まずは相手に貼った「嫌」のレッテルをはずし、あなたが思うダメな人間性や欠点もいったん認め、お互いの関係性をフラットにします。そのうえで質と量のコミュニケーションを深めると「本当はこう思っていたんだ」「こんないいところがあるのね」と理解し受け入れられ、「人間性」は変えられなくても「人間関係」は良好に変えていけるのです。

­

【思考パターン変更例3】

・「人間性」→変えられない

­

・「人間関係」→変えられる

­

<プロフィール>

樺沢紫苑 先生

精神科医。1965年札幌生まれ。札幌医科大学医学部卒業。道内8病院での勤務・米国留学後、樺沢心理学研究所を設立。インターネットなどを通じ、累計35万人に精神医学、心理学、脳科学の知識や情報を発信中。

­

文/和田玲子

※出典:雑誌『Como』(主婦の友社)/『Happy脳になるヒント』より

写真© WavebreakmediaMicro - Fotolia.com