【辛ウマ】「激辛グルメ祭り」に潜入! “激辛・70倍・超辛”料理食べつくしレポート(汗だく)

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新宿歌舞伎町の大久保病院の裏手にある大久保公園。さまざまなグルメイベントが行われる場所としても知られています。今年3回目を迎える「激辛グルメ祭り」は、9月2日から23日まで6日間ずつの3ラウンド制で行われます(8日と16日は休み)。それぞれのラウンドで、出店するお店やメニューは異なります。

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レポートに参加したのは、辛い物好きライター矢口(40代)と辛いもの苦手ライター菊池(20代)の2名。まずは初日のスタート同時に入場。平日の11時30分という時間にもかかわらず、すでに辛い物好きが集まっています。

会場入り口には食券を買うスペースがあり、ここで食べたいメニューに合わせた金額のチケットを購入します。なお食券はセブン・イレブンでも発売されており、50円引きとなってます。これはお得な情報ですね!

公園の両サイドにお店が並び、中央にテントで覆われた飲食のスペースがあります。ソフトドリンクは自動販売機で購入でき、ビールなどを販売するブースも用意されています。ちなみに平日の15〜18時はハッピーアワー、アルコール類が半額になります!

1品目 蒙古タンメン中本の「冷し辛ソーラーメン」(800円)

最初の選んだのは、激辛ラーメンで有名な蒙古タンメン中本の「冷し辛ソーラーメン」。お店では食べられない、イベント限定のメニューです。一番の行列ができていました。辛さは一番辛い「激辛」を選択。そうめんとラーメンの中間のような細めの麺に、辛いたれがよく絡まり、辛さをダイレクトに感じられそうです。では早速実食!

辛い物好きライター矢口 「これはおいしい。冷たいから辛さもそれほどきつくない。細い麺と辛いたれが合うね!」

辛いもの苦手ライター菊池 「いや、辛いっすよ。なんすかこれ。ちょっと卵に逃げます。もうだめかも」

2品目 エチオピアの「タンドリーフライドチキン豆カリー(S)」(600円)

神保町に本店を構えるカレーの名店エチオピアの「タンドリーフライドチキン豆カリー」が2品目。辛さは0〜70倍まで選択できますが、迷うことなく70倍に挑戦。大きさは小さめのSサイズを選択しています。大きめのフライドチキンが乗ってます。では実食!

辛い物好きライター矢口 「豆の食感がいいね。これはうまいカレーだ。辛さは、う〜ん、それほどでもないな」

辛いもの苦手ライター菊池 「いや、辛いっすよ。あ、上に乗っているチキンは辛くなくておいしいです。もう帰りたい……」

3品目 プングム TAK CAFEの「ヤンニョムチキン(4P)」(800円)

韓国料理店からは、激辛ソースがかかった「ヤンニョムチキン」をセレクトしました。当然、一番辛い「激辛」です。けっこう大きめの唐揚げですね。6ピース(1000円)も用意されています。では実食!

辛い物好きライター矢口 「歯ごたえのある、おいしい鶏肉だね。ビールに合いそう。辛いというより甘辛い感じだな」

辛いもの苦手ライター菊池 「いや、辛いっすよ。熱いので辛さが倍増です。でも、確かに唐揚げとしてはすごくおいしいですね」

4品目 京華楼の「本場の四川麻婆豆腐(S)」(600円)

横浜中華街の名店、京華楼の「本場の四川麻婆豆腐」。定番中の定番ですね。「激辛」と、さらに辛い「超辛」の2種類があるのですが、もちろん超辛を選びました。ご飯付き(800円)や、Mサイズ(800円)、Lサイズ(1000円)もメニューにあります。スプーンを入れると真っ赤っかになりました。では実食!

辛い物好きライター矢口 「辛そう……、ん、そうでもない。おいしい麻婆豆腐だ。ご飯と一緒に食べるとよかったな」

辛いもの苦手ライター菊池 「いや、辛いっすよ。……あれ、そうでもない。麻痺してきたのかな? 僕でも食べられます。しびれる感じがするけどおいしいですね」

5品目 赤い壺の「一口ハンバーグのロシアンルーレット(6個入り)」(1000円)

最後に選んだのは、唐辛子料理専門店の赤い壺の「一口ハンバーグのロシアンルーレット」。4個入り(800円)もあります。この料理は名前から想像できるように、1個だけ激辛のハンバーグが入っているという1品です。グループで楽しめますね。

ただしその1個に入っているのは、ドルセットナガという品種の唐辛子。世界一辛い唐辛子としてギネスブックにも登録されていたジョロキアと同等の辛さを持つと言われています。

ちなみに唐辛子の辛さを計る単位にスコヴィル値というのがあります。普通のタバスコは7000〜8000程度、一般的な催涙スプレーが1万5000〜9万程度という数値なのですが、このドルセットナガは85万〜100万程度とのこと! これは危険ですね。では……1個ずつ実食!

ちなみにハンバーグは魚沼健康豚というブランド豚肉を使用。普通においしいのですが、食べている2人は、あまり味わう余裕がないようです。その後両名が1個ずつ食べるも地雷には当たらず、残り2個という展開になりました。

辛いもの苦手ライター菊池 「どっちが激辛なんですかね? 右の方のかたちが整っているのは怪しいと思うんですよ」

辛い物好きライター矢口 「そう? 逆にゴツゴツした形のハンバーグのほうが危ないと思うね」

この「一口ハンバーグのロシアンルーレット」。気になったので、赤い壺オーナーの伊藤友美さんに話を聞いてみました。

Q 「一口ハンバーグのロシアンルーレット」はお店でも食べることができるんですか?

A ええ、人気メニューですよ。お店だとお好みに応じて“当たり”の個数を増やすこともできます(笑)

Q しかし、かなり辛いですね。

A 実はお店でお出ししているものには、ドルセットナガの粉末も練り込んであるので、もっと辛いです。

Q えっ! イベント用に辛さを抑えているんですか?

A ええ。ぜひお店の方でも試してほしいですね(笑)

Q ……。

始終にこやかな伊藤さんでした。

6品目(デザート) 氷 東山の「チリレモン(かき氷)」(600円)

ライター菊池も復活したところで、口直しにかき氷をいただくことにしました。しかし、かき氷といえども侮れません。生まれて初めて見るかき氷が用意されていました。その名も「チリレモン」。普通のレモンのかき氷と思いきや、上に青唐辛子がのっています! うーむ、最後まで気が抜けませんね。唐辛子の部分は当然激辛です。

まとめ

さまざまな激辛料理が味わえる「激辛グルメ祭り」。最初にもお伝えしたように、9月23日まで開催中ですので、辛い物好きの人は訪れてみてはいかがでしょう。辛いことは辛いのですが、どれもおいしいものばかり。グループでシェアしながら食べるのも楽しいですよ!

なお会場である大久保公園では、この「激辛グルメ祭り」が終了後、にんにく料理を集めた「ガーリックパラダイス」というイベントが予定されてます。こちらも楽しみですね!