DeNA・中畑清監督【写真:荒川祐史】

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ホームの観客動員数がDeNAとして最多動員数の156万7228人に到達

 DeNAは大事な一戦を勝利で飾れなかった。本拠地での巨人戦は8回に梶谷の劇的な逆転3ランで試合をひっくり返しながら、9回に守護神・山崎康がつかまり、阿部に同点打を浴びて降板。後を継いだ三上が村田に決勝打を打たれ、7−8で痛恨の敗戦となった。

 この試合は2万8928人のファンで埋まり、ホーム公式戦の観客動員数がDeNAとして最多となる156万7228人に到達。これまでは2014年シーズンの156万4528人が最高だったが、主催62試合目で昨年までのシーズン合計(72試合)を超えた。

 今季の横浜スタジアムの動員率は、過去最高の89.2%(2万8966人)を記録。この日で満員は今季36回目で、これまでで最も多かった1998年の32回をすでに更新していた。

中畑監督は「お客さんが入ってくれることの意味を考えなきゃ」と話していたが…

 試合前、中畑監督は「お客さんが入ることが大事。それが選手を成長させるんだから。今のポジション(順位)にいて、これだけお客さんが入ってくれることの意味を考えなきゃ」とファンの期待を裏切らない試合を見せることを誓っていた。

 しかし、梶谷の逆転3ランなど見せ場はあったものの、絶対的守護神の山崎康が打たれ、7−8で敗れるという痛恨の結果に。試合後、中畑監督は「見応えのあるゲームだったけど、それではダメ。負けたのは守備力の差かな。イージーミスが悪い流れを呼ぶからこれを調整していかなければ」と力なく話した。

 満員のファンを沸かせる試合を見せて、再浮上できるのか。“混セ”でDeNAが正念場を迎えている。

白井京子●文 text by Kyoko Shirai