初のアンダーパー発進を見せた青木、予選突破のチャンスを掴んだ(撮影:福田文平)

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<ゴルフ5レディス 初日◇4日◇みずなみカントリー倶楽部(6,559ヤード・パー72)>
 昨季のQTで39位に入り今季の出場権を掴んだ青木元美。今季ここまで21試合に出場しているが、まだ一回も予選通過をはたしていない青木だが、今日は2バーディ・ノーボギーの今季自己ベストの“70”をマーク。2アンダー14位タイと初の3日目へ好位置につけた。
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 先週、アドレスで体が開いていることをコーチから指摘され修正したところ、「ショットが良くなった」のが好スタートの要因。予選落ちが続いている間も、「ずっとへこんでいました。けど、前向きに考えようとはしていました」と精神的に追い詰められても気持ちを切らさず、ついに自身初となるアンダーパー発進を見せた。
 青木は父・義夫さんの仕事の関係で中学2年生の時に中国の大連へ。そこでゴルフをはじめると、毎日休まず練習を続けて1年で70台のスコアが出せるまでに成長。そして、「父に寮のある高校に入るように言われて」ゴルフの強豪校・東北高校へ進学した。1年生の時に3年には木戸愛や藤本佳則がおり、「かっこいいなと思いました」と偉大な先輩を目標として腕を磨き、「将来はプロに」という未来を思い描いた。
 大学も名門・東北福祉大学へ進むと、同級生には松山英樹が在籍していた。「人の見ていないところで、すごく努力をしていました。彼があれだけ頑張ってるのなら、自分はもっと頑張らないと」と大きな刺激を受けたという。
 そして昨年、初めて受けたQTで今季の出場権をつかみ、プロ生活がスタート。「松山からは“すごいやん”って連絡が来ました。気にかけてくれてるんですかね(笑)」。今でも時折連絡を取り合っているそうだ。
 明日は始めての予選突破がかかるが、「普通にやれたらいいと思います」と気負わずに臨む構え。先輩の背中に憧れ、世界で戦う同級生に刺激を受け、ここまで歩んできた青木。「まだまだですけど、30歳までに世に知られるプロになりたい。オリンピック出場も目指したいです」。大きな夢をかなえるために、まずはこの試合を3日間戦いきり、自分のゴルフへの自信を得たいところだ。

<ゴルフ情報ALBA.Net>