アウェイでオランダ代表に勝利したアイスランド代表【写真:Getty Images】

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 現地時間3日、EURO予選が欧州各国が行われ、アイスランド代表はオランダ代表にアウェイで1-0で勝利した。

 後半開始早々にPKを得ると、スウォンジーに所属するギルフィ・シグルドソンがこれを決めて先制。試合を通じてFIFAランク12位のオランダに19本のシュートを打たれるも、自慢の堅い守備で最後まで守りきり、人口1675万人のオランダから勝ち点3をもぎ取った。

 “小国”の快進撃が止まらない。ヨーロッパの北大西洋に浮かぶ小さな島国アイスランドは人口わずか33万人。世界保健機関(WHO)が今年発表した調査によれば、全194ヶ国中171位という人口の少なさだ。

 しかし、親善試合とワールドカップ予選を含めて6試合無敗を維持しており、昨年10月に行われたホームでのオランダ戦でもシグルドソンの2得点で勝利している。

 2010年にはFIFAランク112位だったが、それから104位、90位、49位、33位と一気に順位を上げており、同日に発表された最新のランキングでは過去最高の23位に位置付けている。

 チェコ、オランダ、トルコという難敵が同居するグループで首位に立っており、初のEURO出場まで残り3試合で勝ち点2と王手をかけている。

 2014年ブラジルワールドカップの欧州予選ではプレーオフまで進出。クロアチアを前に2戦合計0-2で敗れてしまったため惜しくも初の大舞台参加とはならなかったが、世界中から大きな注目を集めた。

 人口とサッカーの強さは必ずしも関連性があるものではないが、この“小国”アイスランドの近年の躍進には目を見張るものがある。この快進撃が続けば、同国史上初のワールドカップ出場も夢ではない。

text by 編集部