カンボジアと対戦した日本代表【写真:Getty Images】

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「チャンスをたくさん作り、点をたくさん取らないといけない」

 日本代表は3日、ロシアW杯アジア2次予選第2戦でカンボジアと対戦して3-0の勝利。この試合中、現地で取材するイングランド人ライターのショーン・キャロル氏に随時感想を聞いた。

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――先発はGK西川周作、DF酒井宏樹、吉田麻也、森重真人、長友佑都、MF山口蛍、長谷部誠、香川真司、FW本田圭佑、武藤嘉紀、岡崎慎司です。印象はいかがですか?

「一番強いメンバーなんじゃないかな。今回は4-0、5-0で勝たなくてはならないので、リスクを取理たくなかったんだと思う」

――では、今回注目している選手は?

「2人のシンジ。香川と岡崎はともにヨーロッパで調子がいいし、日本代表を背負わなくてはいけない選手。チャンスをたくさん作り、点をたくさん取らないといけない」

――チャンスを作り、点を取るために最も必要なことは?

「落ち着いたプレー。しっかり冷静にプレーできれは必ず結果は出せる」

――立ち上がりの10分が経過しましたが、日本のプレーはどうでしょうか?

「予想通り。カンボジアが引いて守り、日本が攻め続ける。でも、できるだけ早く点をとらないと、また苦しくなる」

「やっぱりミドルは打たないといけない。打てば何かが起こる」

――冷静なプレーはできていますか?

「まあ、できていると思うけど、高い位置でもっとスピードのあるボールを入れないといけない」

――では、対戦相手のカンボジアはどうですか?

「よく頑張っているね。ボールを持ったときはシンガポールより上手いと思うよ」

――28分、本田選手がミドルシュートで先制点を決めました。

「やっぱりミドルは打たないといけない。打てば何かが起こる。でも、28分かかったね…」

――カンボジア相手にはかかりすぎですか?

「そう思う。もっと早く決めるチャンスは沢山あった」

――43分、香川は完全にフリーの状態で外しました…

「香川…。どういうこと!? あり得ないね。あのミスは本当にあり得ない」

――結局、前半は1-0。最も印象に残った選手は誰ですか?

「本田。ゴールだけじゃなくて、ずっとボールを持っている感じだった」

「もっとダイレクトに、もっと相手を抜くような攻撃が必要」

――後半もよろしくお願いします。さっそく、50分に吉田が追加点を決めました。

「またミドル。20メートルからシュートすれば何が起こるかわからない。ハリルの言った通りになっているね」

――61分には、これまで多くのチャンスを逃してきた香川が決めました。

「やった! とにかくこれで落ち着いて自信を取り戻して欲しい…」

――これまで、所属クラブでの不調が代表でのプレーにも影響を与えていると言われてきましたが、今は違う状況ですよね。

「そうね。最近ドルトムントですごく良い状態。でも今日は相変わらず良い感じがない。本当に残念。ドルトムントのシンジがいて欲しい」

――結局、試合は3-0。チーム全体の出来はどうしたか?

「まあ、やるべきことはこなした。怪我はないし、本田と香川が点を取った」

――ある程度は課題をクリアした?

「でも、本当に紅白戦のような試合だった。ディフェンス対アタック。あまり参考にはならないね」

――では、次回に向けて完全すべきポイントは?

「遠いところからもっとシュートを打たないと。もっとダイレクトに、もっと相手を抜くような攻撃が必要。ボールスピードそのものを上げないといけない」

――ありがとうございました。

text by 編集部