「道の駅ランキング 2015」で1位を獲得したのは「道の駅 いなかだて」(青森県)/トリップアドバイザー提供

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トリップアドバイザーは、口コミの投稿数などをもとに、独自のアルゴリズムで集計したランキング「行ってよかった! 道の駅ランキング 2015」を発表。1位に輝いたのは、青森県田舎館村の「道の駅 いなかだて」だった。

【写真を見る】2位は「道の駅 但馬のまほろば」(兵庫県)!/トリップアドバイザー提供

一般道路における休憩施設と地域振興施設が一体となった「道の駅」は、1993年に103施設からスタートし、現在では全国に1059 駅を数えるまで拡大。単なる休憩施設ではなく、旅の目的地としても定着した。

そんななか、トリップアドバイザーでは、この「道の駅」をランキング化。旅行者の口コミをもとに集計したところ、北海道から沖縄まで幅広い地域の施設がランクインする結果となった。

1位を獲得したのは「道の駅 いなかだて」(青森県)。産地直売センターやレストラン、遊具施設なども備える大型施設で、特に人気が高かったのが、敷地内の展望台から望む田んぼアートだ。「正直2、3枚の田んぼに絵が描かれてるだけだろ、と思っていましたが、とんでもない。 大きさと精緻さに感動してしまいました」などと、旅行者からは驚きの声が上がっている。

2位は「道の駅 但馬のまほろば」(兵庫県)。北近畿豊岡自動車道のパーキングエリアも兼ねる同スポットは、古墳時代の古代政庁をモチーフとしたユニークな施設。「ここの良さは付属している埋蔵文化財センターにあります。入場は無料で、地域で発掘された古代遺跡の展示があります。銅鐸のレプリカなど、子供でも面白がりそうな物もあり、是非覗いてみてください」と、併設の朝来市埋蔵文化財センターも高く評価されている。

3位は「道の駅 むなかた」(福岡県)。福岡市と北九州市の中間に位置する同スポットでは、玄界灘で朝獲れたばかりの新鮮な魚介類が自慢。「少し高めですが、一度ここの魚を食べたら(生でも干物でも)ス−パ−の魚が食べられません」「北九州や福岡からも多くの方が見えていますし、お店で出す食材を求めるプロの料理人らしい方も多いです」など、口コミでも評判だ。

日本独自の観光施設である「道の駅」。秋の行楽で出かけてみるのもオススメだ。【東京ウォーカー】