我慢するほど甘いものが食べたくて仕方ない……そんな時は、体が糖分を欲しているというよりも、あの栄養素が足りていないのが原因かもしれません。それを知らずに、甘いものを食べ続けるのは危険です。

甘いものが食べたい原因はタンパク質の不足だった!

甘いものが食べたい時って、心や体が疲れたり落ち込んだ時とか、イライラしがちな時じゃありませんか? それは、幸せホルモンとも呼ばれるセロトニンが不足しているのかもしれません。セロトニンには心身を落ち着け心の安らぎを保つ働きがありますが、脳内でセロトニンが作られる際に原料となるのは、トリプトファンという物質。トリプトファンはタンパク質に多く含まれているので、食事から摂るたんぱく質が不足するとセロトニンが不足を招き、イライラから甘いものを欲するようになってしまうのです。甘いものにはセロトニンの原料は含まれていないので、体はさらに甘いものを欲するという悪循環に陥ってしまいます。

甘いものが食べたくなったらどうしたらいいの?

ストレスの多い生活や運動不足はセロトニン不足の原因になります。本来は、規則正しい生活や適度に日光を浴びることでセロトニンは活性化しますが、不規則な生活を続けているとセロトニン不足に陥りやすいのです。食生活もセロトニンに大きな影響を与えるので、甘いものが食べたくて我慢できない状態が続く時は、食生活を見直してみましょう。体重50kgの人が、1回の食事で必要とするたんぱく質は約50gです。朝食を菓子パンだけで済ましているアナタは、完全にたんぱく質が不足していると言えるでしょう。

タンパク質不足を解消するためにおススメの食べ物は?

甘いものが食べたくなっても、そこはグッと我慢して、たんぱく質を含む食べ物を食べてみましょう。肉や魚、卵、チーズなどはタンパク質が多い食品です。おやつに肉や魚はちょっと、という時は植物性タンパク質の多い食品を食べましょう。豆乳や大豆を使ったスイーツを食べたり、コーヒーよりも豆乳ラテをチョイスすれば、カロリーも抑えられてダイエットにも効果的です。また、ナッツ類もたんぱく質を多く含むので、セロトニンの補充にオススメ。1日に一握り程のナッツで十分です。カロリーが高めなので、食べ過ぎには注意しましょう。


writer:岩田かほり