1日10時間の断食で痩せ体質を作る「10時間ダイエット」の効果とは?

写真拡大

 世の中にはさまざまなダイエットの方法が現れては消えていきます。そんななか、いま再び話題になっているのが「10時間ダイエット」です。

 このダイエットは、10時間で劇的にやせていく‥‥という、そんな夢の様なものではありません。簡単に言うと、1日数回の食事を10時間以内に収めるという方法なのです。

 実はこれ、2013年にアメリカでベストセラーになり、日本でも翻訳本が出版された「8時間ダイエット(原題:「The 8-Hour Diet」David Zinczenko&Peter Moore著)」の応用術。もともと原書では、「肥満や糖尿病の原因は、24時間食べ続ける生活スタイルにこそあるから」とされ、したがって9時〜17時までの8時間か、11〜19時までの8時間以内なら何を食べてもOK。その代わり、それ以外の時間は一切食べ物を口にしないようにする、といった理論を紹介しています。

 しかし、8時間以内にすべての食事を終えるというのは、大半の人には難しいもの。そこで10時間で試してみようというのが今回の「10時間ダイエット」なのです。

 このダイエット法を行う上での理想的な食事時間は、朝食を8時に摂り、夕食は18時までに済ますこと。夕食時間が18時というのが無理であれば、最低限20時までには食べていいことになっています。

「確かに人体の一般的な生理サイクルとして、20時以降はエネルギー消費が少なくなるので、理屈としては合っています」と語るのは、ダイエットや筋トレなどの記事を多く手がけるフィットネスライター。

「1日の生活リズムの中に、軽い断食状態の時間を作り出すことで、胃腸の休息時間を取ることができます。すると腸の調子が良くなり、便秘も解消しやすい。また、食べてもいい時間が短いので1日2食程度になり、摂取カロリーも抑えられるため、痩せるのです。

 8時間ダイエットでは夕食までの時間帯は何を食べてもいいことになっていますが、やはり過食やカロリーの高いものは避けたほうがいいと思います」(フィットネスライター)

 体に食物を入れない時間帯を作ると、その間は体脂肪が消化や吸収、排泄、それに体温の維持など、つまり基礎代謝に費やされる。その結果、痩せやすい体質になるということもあるようだ。また、軽い運動を取り入れれば、さらに効果は増すという。

「注意しなければいけないのは、目標体重に達してから。すぐにもとの食生活に戻すと、体はある種の飢餓状態を一度経験しているので、次にエネルギーが入ってこない状態に備えて、脂肪を溜め込みやすくなってしまいます」(前出・フィットネスライター)

 1週間に2日間取り入れるだけでも効果があると言われている、この10時間ダイエット。試しに今週からやってみてはいかが?