自身初の30初に王手!ソフトバンク・柳田悠岐[BASEBALLKING]

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 昨日、西武プリンスドームで行なわれた西武-ソフトバンクの一戦は5時間を超えるロングゲームに。両者譲らぬ熱戦に終止符を打ったのは、ソフトバンク・柳田悠岐の29号ソロであった。

 延長12回、西武・田中の外角直球を完ぺきに弾き返し、レフトスタンドへ叩き込む決勝弾。一振りでチームを勝利へと導いた。

 柳田はこれで30発に王手。目標とする“トリプルスリー”の中で最も難関である30本塁打のクリアも目前だ。

 西武戦前の5試合では17打数2安打と苦しんでいた柳田だが、得意としている西武戦に入ってからは2試合で8打数4安打2本塁打と調子を取り戻している。今季の対戦成績も.448としている西武キラーは、3戦連発で初の30号到達となるだろうか。

 対する西武は、アンダーハンドの牧田和久が先発マウンドに登る。

 今シーズンは開幕投手も務めた牧田であったが、夏場に入ると苦しい投球が続き、8月に入ってからリリーフに転向。セーブを3つマークするなど活躍を見せ、前回登板の8月27日・日本ハム戦で先発に復帰した。

 先発復帰後初戦となった前回登板は、リリーフでの経験を活かした“全力投球”で6回を6安打無失点と好投。先発としての役目を果たし、7月7日以来となる白星を掴んでいる。

 西武としては、金曜日から始まる4位・ロッテとの直接対決を前に、どうにか勝ち越して終えたいこのカード。牧田はチームを勝利に導くことができるだろうか。

【3日の試合予定】

日本ハム(吉川光夫)- ロッテ(チェン・グァンユウ)

<東京ドーム 18時30分>

・最近5試合の成績

日(2位):○●△○● 

ロ(4位):○○○●○ 

西武(牧田和久)- ソフトバンク(摂津正)

<西武プリンス 18時00分>

西(3位):○●○○● 

ソ(1位):●○△●○