1日、株式会社ドワンゴの元従業員を自称する人物が、自身の退職理由と大量退職の裏側を暴露した。

同日、ウェブサービス「HatenaBlog」内の「hiroki-umeharaのブログ」には、「ドワンゴは大量退職に関する印象操作をやめろ」というタイトルの記事が投稿されていた。

投稿したのはユーザー名を「kuzuha」と名乗る人物で、ブログによれば2008年に大学を卒業し、株式会社ドワンゴに入社。2011年末まで所属後、2012年から2015年8月までグリー株式会社に在籍していたそうだ。

ちなみに、ドワンゴは、ウェブの動画サービス「niconico」の運営などを手がけているが、2012年に退職者が相次いだ上、子会社「ニワンゴ」の取締役・西村博之氏が辞任し、騒動となったことがある。

kazuhaさんは、この2012年の大量退職を話題に上げ、人材流出の原因について「様々な不満が募っていたことを知りながら黙殺を続けたこと」と持論を展開。kazuhaさんが所属していた当時、ドワンゴの開発体制は非常に粗末なもので、他社に比べても圧倒的にレベルが低かったという。

また、ドワンゴが主催するイベント「ニコニコ超会議」では、社員が強制的に動員され、列の整理や焼きそば屋台などに従事させられていたとか。kazuhaさんは「ソフトウェアエンジニアとして雇用した人間に焼きそばを焼かせるのは雇用契約違反なのでは」と疑問を呈している。

さらに、kazuhaさんは入社してから3年間努力し、ようやく月収24万円ほどになったという。しかし、あるとき2011年に入社した新卒社員が、額面で月収30万円の給与であることを知ったそうだ。

後に給与の再設定があり、額面が月収30万円に満たなかったものは、ほぼ全員一律で30万円に引き上げがなされたそうだ。

しかし、kazuhaさんは「この時点ですでに僕の心は冷え切っていた」「3年間、自分なりに会社をより良くしよう、自分の実力を向上させようと努力してきたのは、何の評価もない今年新卒で入ってきた彼らと全く同じ評価なのだ」と嘆いている。

kazuhaさんはその他にも「顧みられない開発体制」「成長余地のない開発環境」「ドワンゴを信用できない」といったことを理由に退職をしたそうだ。大量退職についても「他の皆もだいたい同じような理由で辞めるに至った」「不満はそもそもずっと存在していた」「予測できるものであったりしたのに、それらを看過し続けたことが大量退職につながった」と述べている。

最後にkazuhaさんは「今回僕はドワンゴに訴えられる覚悟でこれを書いています」「(訴訟された場合は)誰か相談に乗っていただけると助かります。どうぞ宜しくお願い致します」と綴り、この訴えを締めくくった。

【関連リンク】
hiroki-uemuraのブログ - ドワンゴは大量退職に関する印象操作をやめろ

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