宇佐美はダメ出しじゃなかった…体脂肪は「ずっと下降線」

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 肉体改造は着実に進んでいるようだ。ハリルジャパン初陣となった3月の日本代表合宿で体脂肪率の高さを指摘されたFW宇佐美貴史(G大阪)。その後は食生活や体調管理で努力を重ね、規定値でもある12%を切るまでになった。

 前日31日の練習中に宇佐美のほか、MF遠藤航(湘南)、FW興梠慎三(浦和)、GK西川周作(浦和)の4人がバヒド・ハリルホジッチ監督に呼び寄せられ、直接指導を受ける場面があった。練習後、報道陣の取材に応じた遠藤が体脂肪率を指摘されたことを明かしたため、宇佐美もダメ出しされたのかと思われたが、実際は違ったようだ。

 この日の練習後に取材対応した宇佐美は「僕だけ逃れるようで嫌だけど」と前置きしたうえで、「僕は(体脂肪率について)言われてから長いので、体の改革はポジティブに進んでいる。代表で測っても(体脂肪率は)ずっと下降線をたどっているので、今のまま続けてほしいという話だった」と、実際にはダメ出しどころか、指揮官から“お褒めの言葉”をいただいたのだという。

「疲労があっても、ポジションが違っても、結果を出さないといけない。そのための体の改革だと思う」。国内組として東アジア杯にも出場し、クラブでも連戦が続いている宇佐美だが、こうした過密日程こそ、肉体改造の成果を発揮する局面でもある。代表で左ウイングのポジションを争うFW武藤嘉紀は今夏にマインツへ移籍し、ブンデスリーガ3戦目で2ゴールと結果を残した。宇佐美は「僕も結果を出していかないといけない」と、静かに闘志を燃やしていた。

(取材・文 西山紘平)


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