書泉ブックマート/画像はGoogle ストリートビューよりスクリーンショット

写真拡大

神田・神保町にある書泉ブックマートが、9月30日(水)をもって閉店すると、書泉公式サイトにて発表された。1967年の開店から続く、48年の歴史に幕を閉じることとなる。

【アイドルの聖地「書泉ブックマート」閉店 48年の歴史に幕の画像・動画をすべて見る】

また地下1階に入っている中古アニメショップ「らしんばん 神保町店」も同時に営業を終了。今後は「らしんばん 秋葉原店本館」と統合する。

神保町のアイドルの聖地が消える……



書泉ブックマートは漫画やライトノベルのほか、アイドルやプロレスなどの書籍を中心に取り扱ってきた老舗書店。

靖国通り沿いにある書泉グループの本店ともいえる、総合書店の書泉グランデに対し、サブカルチャーに特化した書店として知られていた。

2014年10月には女性向けコミック・ライトノベル専門書店としてリニューアルしたが、以前はアイドルや女優の写真集に強く、さまざまなアイドルや女優がサイン会を開催し、アイドルの聖地ともいえる場所だった。

現在、サイン本販売などのフェアは、同じく神保町の書泉グランデ、秋葉原の書泉ブックタワーにて行われており、これからも引き続き開催される。

かつての聖地の閉幕に、ネット上では「またひとつ、青春のノスタルジアが消えゆくのか」「長い間おつかれさまでした」など閉店を惜しむ声が寄せられている。

相次ぐ大型書店の変化



書泉グループは2011年に6月にアニメグッズや書籍等の小売を行う株式会社アニメイトによって買収され、子会社化。それまでの専門性に特化したスタイルから、広く大衆向けの店舗づくりに方向性を変えることになった。

2015年7月には「ニュー・アカデミズムの聖地」と呼ばれた池袋のリブロ本店が、西武百貨店から契約を打ち切られて閉店するなど、こちらも波紋を呼んだ。

出版不況がささやかれ、多くの中小の書店が厳しい経営が強いられていると報道されているが、ここにきて大型書店にも変化の波が訪れている。