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ジーニーは9月1日、アプリケーション内ユーザーデータの蓄積、分析が可能となるDMP「Geniee DMP for App」を提供開始すると発表した。

Geniee DMP for Appは、アプリマーケティングに必要なデータの蓄積・売買・分析や、広告配信プラットフォームとの連携に対応したデータプラットフォーム。開発責任者であるジーニー 事業開発部の青木芳成氏は、「アプリ内広告収益は、PCおよびモバイルWeb広告をしのぐペースで成長してきている」としたうえで、「アプリ収益には、アプリ内課金、有料アプリ、広告、物販の4つがあるといえるが、従来のDMPはアプリ内課金と有料アプリについてのみしか可視化・分析できていないという課題があった。Geniee DMP for Appは、これら4つすべてを可視化・分析できるプロダクトになっている」と説明する。

同DMPでは、ユーザーの行動履歴の可視化に加え、ECサイトの流通額などをふまえた「LTV(顧客生涯価値)の最適化」、広告収益が最大化するようアドネットワークを可視化できる「RPM(インプレッション収益)インサイト」、またこれらの可視化したオーディエンスデータをセグメント化し、各マーケティングプラットフォームにフィードできる「ユーザーリスト機能」といった機能を提供する。

ジーニー 代表取締役社長の工藤智昭氏は記者会見で、「最近はIoTといわれるようになり、スマホだけではなくテレビや自動車など、あらゆるものがインターネットにつながってきている。そこからユーザーのデータを取得できるようになった際、どう広告に生かしていくかということが、今後アドテク業者がやるべきことだと考えている。Geniee DMP for Appは、こういったビッグデータ時代に向けた戦略的な商品となっている」と同DMPの位置づけについて語った。

今後は、同DMPを同社の主力事業であるSSPと統合し、SSPのユーザーである媒体社向けに提供。また、既存のWebブラウザ向けDMPと統合することでオーディエンスデータを集約し、One to Oneマーケティングを実現していきたいとしている。さらに、アジア地域に向けて同DMPをローカライズすることで、事業の拡大を図っていく考えだ。

(周藤瞳美)