Doctors Me(ドクターズミー)- 捻挫したときの湿布はどうする?自分でできる捻挫のケア

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スポーツにつきものの「ねんざ」。久し振りにスポーツをしたり、準備運動が不十分なときにはよくねんざを起こしますね。痛みがともなう急性期と、ねんざをしてからしばらく日が経っている場合とでは、ケア方法が異なるのをご存知ですか?
今回は、ねんざをしたときの正しいケア方法について医師に教えてもらいました。

そもそも「ねんざ」とは?

「ねんざ」とは、急に動くことで腱(けん)に大きな力が入り、損傷することを意味します。
腱とは、筋肉と骨とを結ぶ強い組織です。筋肉が収縮すると、腱を通じて骨に力が及び、関節が動きます。急に運動をすると腱も急に動くことになり、必要以上の力がかかって損傷が及びます。そのため痛みが出たり、場合によってはしばらく動けないという状況になるのです。

つまり、ねんざは炎症です。この炎症をなるべく抑えるためには、どうしたらよいのでしょうか。

冷やす? それとも温める?

“急性炎症”は、白血球などの血液細胞がたくさん集まり、症状が出たものです。そのためなるべく血液をそこに集めないようにし、細胞の働きを弱めることが重要になります。すなわち冷やす、ということですね。ねんざをして痛みがある急性期には、とにかく冷やすようにしてください。

一方、ねんざをして数日経った後は、どうしたらよいのでしょうか?
外力によって損傷した腱は、なんとかそこから復活しようとします。その際には、局部を温めることで細胞の機能を回復させることが重要です。つまり、ねんざしてからしばらく日が経っている場合は、温める湿布を用いるのが正解です。

医師からのアドバイス

ねんざをした後、無理に動いて直そうとする人がいますが、これは間違いです。組織が損傷し、それが回復するには数日間の安静が必要です。決して無理に動いたりしないで下さい。ねんざした場所の回復も遅くなるだけでなく、変にかばうことで、まわりの筋肉の損傷をきたすこともあるので十分に注意しましょう。