本人も驚きの離脱、槙野「もどかしいけど…」

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 本人も驚く離脱となった。日本代表合宿初日の31日、DF槙野智章(浦和)は練習場に姿を見せたが、トレーニングは不参加。練習中に日本サッカー協会の霜田正浩技術委員長が報道陣に対応し、槙野の離脱とDF丸山祐市(F東京)の追加招集を発表した。

 選手たちはこの日昼に埼玉県内の宿舎に集合したが、その後、槙野はさいたま市内の病院で検査を受けた。浦和のドクターから代表チームのドクターに槙野の状態に関する報告があったためで、その結果、右内転筋に出血が認められた。

 MRI検査の結果は槙野自身、驚くものだったという。東アジア杯を挟んでリーグ戦の連戦もフル出場を続けてきた。離脱するほどのケガを抱えているという自覚症状はなかったようで、「クラブでもずっとプレーしてきたし、プレーできるコンディションだと思っていたけど、自分の意思だけでプレーできるわけではない」と、診断結果を受け入れるしかなかった。

 6月16日のW杯アジア2次予選・シンガポール戦(0-0)から東アジア杯まで公式戦4試合勝ちなしという現状も踏まえ、「状況も状況だし、今回は埼玉スタジアムでの試合。(代表から)抜けたくない」のが正直な気持ちだが、「最後は監督が決めること。もどかしいけど、自分はしっかり(ケガを)治さないといけない」と、自分に言い聞かせるように話していた。

(取材・文 西山紘平)


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