Doctors Me(ドクターズミー)- 隠すに隠せない顔の多汗症! 汗を少しでも抑えるにはどうしたらいいの?

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気温が暑すぎる日や緊張した時などに、顔から汗が滝のように流れる…。そんな顔の多汗で悩んでいる人もいるのではないでしょうか? 顔は隠せないために、困ってしまいますね。

今回は、顔の多汗症の原因や改善法などについて、医師に解説してもらいましょう。

顔に大量の汗をかく「顔面多汗症」

「顔面多汗症」とは、顔に起こる多汗症のことです。文字通り、顔から汗が大量にふき出してくる症状をさします。暑い時など、まわりの温度によっても発汗しますが、緊張している時などに症状がひどくなることが多いといわれています。

顔面多汗症の原因とは?

顔面多汗症の原因はさまざまですが、もともと顔には汗腺が多いため汗をかきやすかったり、ストレスや不規則な生活などが関係しているといわれています。

発汗の指令を伝達しているのは自律神経の交感神経のため、この働きがうまくいかないときにも顔面多汗症が起こります。更年期障害や自律神経失調症、緊張や強い不安感からくる不安障害などが原因になることもあります。

改善方法はあるの?

● 気温の変化に伴い、汗をたくさんかいてしまう場合
外出時や暑い場所などでは、保冷材や水で濡らしたタオル、冷たいペットボトルなどで、首のまわりや脇の下、手首などをおさえて身体を冷まします。熱が集まりやすい場所を頻繁に冷やすことで体温調整ができ、発汗をおさえることができます。

● 緊張が影響している場合
なるべくリラックスできるように、心理的に落ち着くことが大切です。汗を気にしてしまうとひどくなる可能性があるので、あまり気にせず、目を閉じてゆっくりと深呼吸をし、心を落ち着けます。これにより、汗が引いていくこともあります。
心療内科や精神科などで自律神経をコントロールする訓練療法など、心理療法や内服が効果的なこともあります。

【医師からのアドバイス】

顔面多汗症の症状がひどい場合には、「胸腔鏡下交感神経節遮断術」といった、手術による治療が形成外科などで行われることもあります。いずれにせよ、症状が気になる場合には、早めに病院を受診しましょう。

(監修:Doctors Me 医師)