「a-nation stadium fes.」東京公演が開幕!初のヘッドライナーSUPER JUNIORからf(x)、VAMPSら13組が5万人を魅了

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先週、大阪・ヤンマースタジアム長居で開幕した「a-nation stadium fes.」。東京公演が8月29日、味の素スタジアムで幕を開けた。

美形の正統派シンガー・加治ひとみ、気品あふれる爽やか系ギタ女・Leola、全員が身長180cm以上の歌って踊れるイケメン8人組グループ・SOLIDEMOの3組がオープニングアクトとして登場した後、初日のトップバッターとしてDo As Infinityがステージに姿を現した。

伴都美子の「イチ、ニ、イチ・二・サン・シ」という掛け声とともに大渡亮が刻むギターリフが大空に向かって響き渡り、小雨をちらつかせる雲を吹き飛ばすかのように「本日ハ晴天ナリ」で勢いよくスタート。

「こんにちは! Do As Infinityです。a-nation、最後まで楽しんでいって下さい!」と伴の挨拶をはさんで、曲は「遠くまで」へ。ポジティブな気持ちを乗せたこの曲を届けるように、ステージを左右に横断しながら遠くにいるオーディエンスに向けて何度も手を振った。

最後はこの季節にぴったりのサマーチューン「SUMMER DAYS」をプレイ。軽快な8ビートに乗せ、伴の貫禄あるボーカルでよりロック色を増したDo As Infinityの存在感を力強くアピールした。

続いてはa-nation初出演となる、つるの剛士。つるのとバンドメンバーの全員が色違いのネクタイを着用した姿でステージに現れ、「イェー!味の素スタジアム、イェー!a-nation!!」とつるのがさっそく観客たちを煽る。

そして、自らギターを弾きながらZIGGYの大ヒット曲「GLORIA」を熱唱。そのままオリジナル曲「メダリスト」、プリセンス・プリンセスのバラード「M」を“男歌”として聴かせた後は「我らがレジェンド!」と、ゲストとして世良公則が登場!

9月16日に発売になる2人がコラボした世良のシングルから、世良公則&ツイストの「銃爪」、そして奥田民生が彼らのために楽曲提供した新曲「いつものうた」をa-nationで初披露。大人の熱い男たちの声をスタジアムに響かせた。

カラフルな衣装で舞台右手のステージに登場したのはDream5。ドリ5流のスパイスをダンスにもサウンドアレンジにも加えたTRFの「EZ DO DANCE」を始め、「ようかい体操第一」「Summer Rainbow」と、誰もがじっとはしていられないダンサブルなヒットチューン3連発で客席を次々と踊らせ、次のEvery Little Thingのステージへとつないだ。

ボーカルの持田香織は、たっぷりとフレアが入った白のトップスと赤を基調としたゆったり目のスカートを大人ガーリーに着こなし、緩やかな足取りで観客の前に登場。

女性コーラスをフィーチャーしたバンド編成で、「Dear My Friend」はオーガニックなボッサ、「Time goes by」は大人の抑制の効いたR&Bへとサウンドを大胆にリアレンジしてプレイ。

デビュー20周年目を迎え、成熟したEvery Little Thingならではのパフォーマンスで観客をあっと驚かせた。だが、ギターの伊藤一朗が「どうスか、みなさん。うぃーっス」としゃべりだすと場内に笑いが起こり、ブラジリアンビートをフィーチャーした「出逢った頃のように」で場内をのせ、最後は観客を大合唱させていった。

この日の出演者で最も異彩を放っていたのは、a-nation初登場のゴールデンボンバー。会場のざわめきの中「こんな汚いバンドを呼んでくれてありがとうございます!」とボーカルの鬼龍院翔が挨拶。

「僕らはこの後どんどん汚くなるので、お食事中の方はいったん蓋を閉めてお楽しみください」と意味深な注意を伝えた後、「抱きしめてシュヴァルツ」が始まると、曲中にギターの喜矢武豊は子供用プールの中で超ビッグサイズの“味の素”を振りかけてスイカの早食いを開始。

ELTファンだと自ら豪語していたドラムの樽美酒研二は、用意してきたELT看板を得意げに広げると、文字が“Every Little hing”に(苦笑)。すぐさま樽美酒はズボンを脱ぎ、黒いTバックをはいたお尻を突き出して足りなかった“T”の文字を作るなど、観客たちは彼らの仕込んだ“ネタ”に大爆笑!