夏の終わりに思いっきりアイスやかき氷を食べておこう!と考えているそこのあなた。実は甘いものを食べ過ぎると逆に疲労感が増してしまうのをご存知でしょうか?

ドーパミンの分泌で甘いおやつが食べたくなる

砂糖を含む甘いものを食べると脳内物質ドーパミンが活性化されます。ドーパミンの別名は「幸福物質」。甘いものを食べると幸福感が増すので、食べるのをやめられなくなるのです。逆にストレスがたまるとドーパミンが減少するため、甘いおやつなどをほしがるようになります。しかし甘いもの以外でストレス解消する方法を考えましょう。ドーパミンは、好きな趣味に打ち込む、楽しい時間を過ごす、恋愛をする、などによって分泌が高まります。さらに満腹中枢を刺激する脳内物質セロトニンを増やすと食欲が抑制されます。セロトニンの原料になるトリプトファンを摂りましょう。かつお、まぐろ、牛肉の赤身などに多く含まれます。

糖分を摂りすぎて血糖値上昇

糖分を摂りすぎると血糖値が上がります。血糖値を下げようとして腎臓からインスリンが過剰に分泌され、低血糖になります。すると「もっと糖分をとらなければならない」と脳がはたらいてますます糖分がほしくなるのです。糖分はグリコーゲンに形を変えて肝臓に蓄えられます。しかし糖分を摂りすぎると蓄えられなくなり、中性脂肪に変わります。中性脂肪が血液にたまると血液はドロドロに。血流が悪くなると代謝が低下して、細胞に酸素や栄養が行き渡らなくなるので疲労感が増すばかりか、メタボリックシンドロームや生活習慣病の原因となります。

甘いおやつは1日に1つ

アイスクリームやかき氷、白玉ぜんざい、ラムネ、ジュース、水ようかんなど季節の甘いお菓子や飲み物は体を冷やしたり、渇きをいやしたりするのに毎日食べたくなりますが、甘いおやつを複数食べる習慣をセーブして「1日に1つ」と決めて食べましょう。特に白砂糖を含むお菓子は血糖値を上げやすいので控えめに。飲み物に入れたり、料理に使ったりする糖分は、はちみつ、メープルシロップ、オリゴ糖などに変えるのもひとつの方法です。


writer:松尾真佐代