ジェスチャーは「三角形」がポイント。

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女性なら誰しも「品のいい人」だと思われたいはず。実は品のよさは、日常のちょっとしたことに気をつけるだけで生み出すことができるんです。好印象を残す「話し方」と「手紙テク」を、フリーアナウンサーの田中未花さんに聞きました。

■話し方テク

・声の高さは“低めに”

「大人になっても高い声では落ち着きがありません。腹式呼吸を使って、アルトを意識すると品よく聞こえます」

・話すスピードは“ゆっくりめ”

「早口も落ち着きのないイメージになりがち。少しゆっくりめに話すと、余裕のある大人という雰囲気に」

・視線は“逆三角ライン内で”

「相手の両目と喉元を結ぶ逆三角内を少しぼんやり見ると、柔らかな視線が作れます」

・ジェスチャーは“二等辺三角形ライン内で”

「眉間から肩を通るラインの範囲内で収めると、ジェスチャーが大袈裟にならず、上品に」

■手紙テク

・かわいい“ふせん”が書く気持ちを後押し

「カジュアルな場面で、ひとこと添えたい際に大活躍。無機質なふせんより相手も嬉しいはず」

・ボールペンよりも“万年筆”が上品!

「より改まった雰囲気を出せるのが万年筆のいいところ。苦手な人は万年筆調のサインペンでも可」

◇たなか・みか フリーアナウンサー。ジョンロバートパワースクールでマナーを習得。『1週間で知的で品があって親しみやすい美人に見せる方法』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)などの著書がある。

※『anan』2015年9月2日号より。イラスト・佳矢乃 文・保手濱奈美 《anan編集部》