子どもの心を軽視した妻の身勝手な行動とは?

写真拡大

子どものトラブル増加で
「夏の終わり」を喜べない昨今

「やれやれ、ようやく8月も終わりか。夏休みだった息子も明日から学校に行ってくれるから、やっと静かになるし、もういい加減せいせいするわ」

 子どもを抱える父親、母親が、そんなふうに冗談まじりに皮肉るのは、昔ながらのありふれた家庭の風景です。今年は9月1日から二学期が始まる学校が多いようなので、この週末は散見されるでしょうね。

 今までは、夏休みが終われば「学校に通うのが当たり前」でしたが、そんなことは今や昔。昨今の学校事情を考えると、世の中の親御さんたちは、もはや「夏の終わり」を手放しに喜べるような状況ではないでしょう。

 いじめ、不登校、家出、そして心の病…子どもたちの非行は年々エスカレートし、更には残忍な暴力事案、悲惨な自殺未遂、そして無残な殺人事件などに発展しているケースも少なくありません。今日の学校において、安心安全など保証されておらず、何が起こっても不思議ではないのです。「とにかく元気に登校して、無事に帰ってきてほしい」そんな子どもの親にしてみれば当たり前のことすら、願わなければ叶わないのが今日この頃なのです。

 ところで、なぜ昨今では、いじめの被害に遭い、うつ病を患い、学校に通えなくなり、さらに家出をするような子どもが増えているのでしょうか?私は相談の現場で子ども本人ではなく、両親の身の上を聞くことが多いですが、子どもの問題の裏側には「両親」の別居、不倫、離婚などの問題が隠されているのではないでしょうか?もちろん、この手の教育論には100人100通りの持論があるでしょうが、今回は両親が抱えるトラブルという、少し変わった視点で、私のところの相談実例を交えながら、この問題を読み解いていきたいと思います。

◆今回の離婚トラブル/妻側の一方的な「離婚計画」に巻き込まれた子どもと夫

<登場人物>
夫:田坂健太郎(36歳)会社員
妻:田坂智子(34歳)専業主婦
長男:田坂大和(8歳)
長女:田坂心愛(4歳)

・夫婦の状況とトラブルの経緯

 突然、姿を消した妻と子ども。妻からは一方的な連絡が来るのみで、事件に巻き込まれた可能性を考えた夫だったが、次第に妻の「離婚計画」の全貌が見えてくる。そこには、子どもの心をあまりに軽視した妻と“男”の存在があった――。

続きはこちら(ダイヤモンド・オンラインへの会員登録が必要な場合があります)