かつ吉 渋谷店、夏の定番。氷がゴロゴロと入った「冷やしカレーかつ丼」(昼1500円、夜1600円)

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地球の温暖化を嫌というほど、肌で感じた今年の夏。灼熱の東京だからこそ生まれた、驚きの冷やしメニューの存在をご存知だろうか。アツアツなのが当たり前の定番料理を大胆に冷やした、まさかの涼メニューが渋谷・恵比寿エリアに存在する。今回紹介する夏の救世主は全部で4品。「え!?こんなものまで冷やしちゃう!?」と、どれも思わず目を疑う斬新さだが、一口食べてまたびっくり。これが極めて美味な逸品ぞろいなのだ。

【写真を見る】赤から 渋谷本店などで食べられる、夏限定「氷鍋」(一人前980円、二人前から注文可)。夏野菜を使ったピリ辛イタリアン風味

さらに、うれしいサプライズがもう一つ。最新ダイエット研究によると、炭水化物は冷やして食べると体に蓄積されにくいことが判明。夏バテからの食欲不振に、ダイエットに。味覚の常識を覆す新感覚の冷やしメニューを食べて、夏を駆け込みで満喫しよう。

■ かつ吉 渋谷店/冷やしカレーかつ丼

こだわりの国産銘柄豚に生パン粉をはたき、低温でじっくりと揚げたジューシーなとんかつが食べられると人気のかつ吉。なかでも渋谷店は、重厚な田舎の蔵を思わせる情緒ある店構えで、大人の隠れ家として重宝されている。そんな風情豊かなかつ吉の夏の定番メニューが、氷がゴロゴロと入った「冷やしカレーかつ丼」(昼1500円、夜1600円)。丼の中には、複数のスパイスをブレンドした和風カレーダシがたっぷり。食欲がない日もサラサラっとかき込めるのがうれしい。

■ 赤から 渋谷本店/氷鍋

名古屋味噌と赤唐辛子をブレンドした秘伝の特製スープで味わう、名古屋の新名物「赤から鍋」が看板メニューの赤から。東京では、渋谷本店を含む計4店舗で、夏限定の冷たい「氷鍋」(一人前980円、二人前から注文可)が食べられる。毎年話題になる人気メニューが、今年はイタリアンに進化。ズッキーニやトマトなどの夏野菜が使われた、見た目も華やかな鍋だ。丼の中にはラーメンがたっぷり。オリジナルトマトスープとブレンドされたピリ辛スープと麺の絡みは抜群。ガリガリと氷を噛みしめながら食べ進めるのも楽しい。独自の食文化を育む“名古屋めし”の遺伝子を継いでいる。

■ 俺のハンバーグ山本 恵比寿本店/季節限定 豆腐ハンバーグ

「俺ハン」の愛称で親しまれ、都内に6店舗を構える「俺のハンバーグ山本」。各店独自のメニューがあり、恵比寿本店では期間限定で冷製のハンバーグが食べられる。「季節限定 豆腐ハンバーグ 梅こぶ茶の冷製スープ」(ライスと味噌汁付き1500円)は、隠し味に梅干しを使った冷たい和風スープ仕立て。豆腐が練り込まれた、軽めのハンバーグは温かく、温冷のコントラストが楽しい。万願寺とうがらしやオクラなど、夏野菜で彩られた目にも鮮やかな一皿は、試行錯誤の末に生まれた新感覚ハンバーグ。ランチタイムにはサラダが付くので、野菜不足解消にもバッチリ。8月31日(月)までの提供なので急いで!

■ 多古菊/冷やしおでん

渋谷マークシティ裏手にある居酒屋密集エリアに40年超、のれんを掲げる多古菊。年季の入った飲んべえたちが集う愛すべき同店で、夏の看板メニューといえば「冷やしおでん」(650円)。ちくわ、玉子、大根、こんにゃくなど、おでんの“顔”がたっぷり入った寒天寄せだ。名物のおでんを夏にも味わってほしいと考案され、今では噂を聞きつけ、驚きの涼メニュー目当てにやってくる客もいるという。継ぎ足されてきた自慢の関西風だしを“食べられる”メニューは貴重。キンキンに冷やした皿で提供され、1日12個限定だ。

【東京ウォーカー/取材・文=梅川晃代】