Doctors Me(ドクターズミー)- 片目だけ起こる目のかすみ…。これって病気なの?

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片目だけがかすんで見えること、ありますよね。かすみ目が急に起こったのか、それとも徐々に起こったのか、それがいつもなのか、時々なのかによって、原因が異なります。

今回は5つのケース別に、それに関わる病気について医師に解説してもらいましょう。

ケース1:ときどき目がかすむ

ドライアイや結膜炎の目ヤニでかすむことがあり、目薬でよくなることが多いです。特に朝の眼のかすみは、夜間の涙の分泌低下によって目が乾くことが原因になることがあります。ドライアイの目薬を使用してみましょう。

ケース2:いつも目がかすむ

急に起こった場合は、視神経疾患や眼底出血、網膜剥離などが考えられます。充血や目の痛みがあれば、目の中の炎症(ブドウ膜炎)や角膜の傷の場合があるので、至急眼科で診察を受けましょう。

特に内科的な疾患(高血圧、糖尿病、高脂血症など)がある人は、眼底出血を起こすことがあるため要注意です。また、近視の強い人や眼球打撲をしたことのある人は、網膜剥離の危険性があります。飛蚊症や光視症などが増えれば、眼科を受診してください。

ケース3:徐々に目がかすむようになった

目のかすみが徐々に起こった場合は、白内障や緑内障、脳腫瘍などが考えられます。40歳を過ぎると、緑内障などの目の成人病が増えてきます。早期発見が大切なので、40歳を過ぎたら一度眼科での検診をお勧めします。

ケース4:一過性に数分間見えなくなり、また見えるようになる

この場合は、一過性黒内障が考えられます。目にいく血流が一瞬途絶えた可能性があるので、眼科での検査とともに全身疾患がないかも詳しく調べる必要があります。

ケース5:歪んで見える

老人性黄斑変性症、中心性漿液性網脈絡膜症などの可能性があります。前者は中高年層に、後者はストレスの多い中年男性に多いといわれています。

障子の桟などを見て歪みがないかチェックし、万が一歪みが見られた場合には詳しい眼底検査を受けましょう。

医師からのアドバイス

人はいつも両目で見ているため、片方の目が見えにくくなっていることに気付かないことがあります。毎日片目ずつで新聞の文字など細かいものを見て、見え方に異常がないかをチェックしましょう。病気の早期発見が大切です!