Doctors Me(ドクターズミー)- 【藤森香衣のがんコラム】Vol.4: 保険について、知っていますか?

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保険について

「もしも、宝くじに当たったら…」
どんな人でも、一度はこれを想像したことがあるのではないでしょうか。
ポジティブなことを考えている時間は、とても楽しく元気になれますよね。

では、「もしも、病気になったら…」は、どうでしょう。
確率的に言えば、この“もしも”の方が皆さんに関係することですが、できれば考えたくない、考えないようにしているという人も少なくありません。

病気は、体への負担だけでなく、「働けない」ことや「多額の医療費」という経済的な負担もあり、想像しても何も楽しくありませんよね。
では、なぜ楽しくないのでしょう?
それは、「考えると不安だから」。

こうした私たちの不安を小さくしてくれるのが、「生命保険」です。

若い時は、ほとんどの人が病気とは縁がないため、あまりそうしたことに興味がありません。しかし、年齢を重ねると、健康の大切さが段々と分かり、不安は大きくなります。
ですから、お子さんが若くても「親御さんが(お子さんを)生命保険に加入させる」のです。

もし、若いうちに生命保険に興味が無く、加入していなかったとしても、大半の方は結婚をしたり、赤ちゃんが生まれるタイミングで、何らかの保険に入るのが一般的でしょう。

医療は進歩する

生命保険のテレビCMは、いつも「新商品」の話をしています。
では、「新商品」とは何なのでしょう?

病気の治療法は、日々進歩しています。「がん」も、色々な種類がありますが『10年で治療法が進歩する』と言われており、それに合わせて保険も変わっていくそうです。

先日、ライフネット生命の岩瀬社長からお話を伺いましたが、以前の生命保険は「入院費用」を手厚く保証するものが多かったそうです。

しかし…今は、医療の進歩で手術も簡単に済むため、入院日数も短い。(乳がんの手術をしても、4〜10日程度です。)
大部屋ですと、入院費(ベッド代)は大体、一日5千円前後ですから、「そこを手厚く保証されても…」というのが、現状のようです。

その代わり、昔は無かった「先進医療」という『健康保険が適用されない=全額自己負担の治療』があり、「がん」の場合は特に、この治療法の選択肢が多くなります。

保険は、お金だけ払っていても意味がない

では、「親が入ってくれた保険」や、「結婚した時に入った保険」「何となく入った保険」、それらはあなたをどれぐらい守ってくれるでしょうか。

その時代には存在しなかったモノに関し「自動的にプラス」してくれる…というシステムは、残念ながらありません。
長年、お金を払い続けていた保険なのに、いざ病気になった際、「加入したプランの対象外だった」…では、何の意味もありません。
そんなことにならないために、「保険の見直し」をオススメします!

私は病気になって保険に助けられ、その大切さを痛感しましたが、残念ながら「更に良いもの」があっても、サバイバーは新規で加入できるまでに、数年かかります。

財産がある方は別ですが、病気プラス、お金の不安を背負っても、何一つ良い事はありません。
万が一を想像することはイヤな作業ですが、保険選びは「未来の自分への優しさ」だと思えば、そんなに苦ではないと思います。

〜モデル:藤森 香衣〜