火花

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第153回芥川龍之介賞受賞作『火花』の映像化が決定しました! いずれは映画化されるだろうと思っていましたが、なんと、インターネット動画配信サービス『Netflix(ネットフリックス)』での独占配信になるとのこと。9月2日(水)のサービス開始前に、次々と大ネタを披露してくれますなぁ。

『火花』は言わずと知れた、お笑いタレント又吉直樹さんの小説デビュー作。純文学とエンタテインメント両方の要素を兼ね備えた青春文学の傑作です。芸人として史上初めて芥川賞を受賞しただけではなく、発行部数は驚異の230万部を突破。評価、売上ともに近年の文学界で類を見ないほど記録ずくめの話題作となっています。

間違いなく各社から映像化のオファーが殺到していたと思いますが、吉本興業がパートナーに選んだのは『Netflix』。エンタメ業界に大きな変革の波が押し寄せているのを感じざるを得ません。吉本興業は以前から『Netflix』の番組制作について協力を発表していたものの、まさかいきなりこんな話題作をぶっ込んでくるとは! 日本ではまだまだ未知数のサービスに関して、他社にとってもビジネス面でのひとつの指標となる施策でしょう。

又吉直樹さんは「どうなるのか僕も楽しみです。早く見てみたいです!」とコメントを寄せていますが、本人が作品に関わるのかは今のところ不明。監督や脚本、キャストなどについてはこれから発表となる模様です。『Netflix』で映像化される『火花』は、2016年に日本と世界に向けて配信される予定です。

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http://getnews.jp/archives/896886

Netflix』公式サイト:
https://www.netflix.com/jp/

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