洋食に偏りがちな現代の食生活では和の食材は忘れられがち。しかし、高タンパク・高脂質になりがちな食生活のバランスを考えるなら、野菜だけでなく海藻類をたくさん食べることをおススメします。特に「ひじき」なら簡単に食べられてミネラルも豊富。早速今晩の食卓にいかがでしょうか?

ダイエットの味方、食物繊維が豊富

ひじき100g中に含まれる食物繊維の量は43.3g程度。一食で約5gのひじきを食べるとすると2.2gの食物繊維を摂ることができます。食物繊維は体内で消化されにくく、カロリーはほとんどゼロ。少量でも満腹感を得られる効果もあり、ダイエット中の方には嬉しい味方。しかも、ひじきに含まれる食物繊維は水溶性なので保水性が高く、便を柔らかく排出しやすくする働きがあります。

ほんのりピンク色の頬を作る鉄分も豊富

ひじき1食分で2.8mg程度の鉄分が摂取できます。鉄分には、血液に含まれるヘモグロビンの合成を助ける働きがあるので、貧血防止にはなくてはならない栄養素。鉄分が不足すると、体に酸素が行き渡らず、息切れやめまい、立ちくらみなどの症状が出てしまいます。ただし、ひじきなど海藻類の鉄分は吸収されにくいため、鉄分の吸収を助けるビタミンCと一緒に食べるのがおススメです。ひじきをたくさん食べて、ほんのりピンク色に輝く頬を作りましょう。

骨や歯を丈夫にするカルシウムもひじきから摂れる

カルシウムは骨や歯を作る大切な栄養素ですが、意外にもひじきなどの海藻類にはカルシウムが豊富。ひじき1食分に含まれるカルシウムの量は70mg程度。牛乳に含まれるカルシウムの10倍以上の量です。厚生労働省が推奨する1日の摂取カルシウムの量は600mg〜800mgですが、どの年齢層でも不足していることが分かっています。ひじきを食べて、不足しているカルシウムを補うようにしましょう。

ひじきには豊富な栄養素が含まれ、美容・美肌にいいだけでなく、糖分の吸収を緩やかにしたり、余分なコレステロールを排出して生活習慣病を予防する健康効果もあります。いつもの食事で不足しがちな栄養素がいっぱいのひじきで、バランスの取れた食生活を目指しましょう。


writer:岩田かほり