食べ物を変えれば記憶力の衰えにブレーキがかけられるかも

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米ラッシュ大学医療センター研究チームは、「地中海食」と食事療法の「DASH」を組み合わせた「MIND食」によって、認知能力の低下を緩やかにする可能性があると発表した。

MIND食の内容は地中海食で推奨されている食品を積極的にとり、DASHで摂取を避けるよう指導されている食品をとらないというもの。具体的には緑黄色野菜、ナッツ類、ベリー類、豆類、玄米や全粒粉小麦、魚、鶏肉、オリーブオイル、ワインなどを積極的にとり、赤身の肉、バターやマーガリン、チーズ、砂糖を多く使用した菓子類、揚げ物やファストフードを避ける。

研究チームはシカゴ在住の高齢者を対象に、慢性疾患のリスクを長期間調査している「Rush Memory and Aging Project」に登録された960人を4.7年間に渡り追跡調査。普段の食事内容がMIND食に近い人と、そうでない人の記憶力や認知速度を比較した。その結果、ほぼMIND食と同じ食事をとっている人は、MIND食からかけ離れた食事の人よりも、認知能力が最大7.5歳若かった。

研究の内容は、米国アルツハイマー協会誌「Alzheimer's & Dementia」オンライン版で2015年6月15日に掲載された。

参考論文
MIND diet slows cognitive decline with aging.
DOI:10.1016/j.jalz.2015.04.011 PMID:26086182

(Aging Style)