[練習試合]U-15代表候補は鈴木、棚橋が市立船橋から印象的なゴール

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[8.26 練習試合 U-15日本代表候補 2-7 市立船橋高]

 0-2の2本目14分、U-15日本代表候補は右サイドから中央へ仕掛けたMF鈴木冬一(C大阪U-15)が左足シュート。「右サイドを(作田)龍太郎が走ってくれていたので、そっちに出そうか迷ったんですけど、自分の持ち味でもあるシュートで行けると思った。思い切って決めれたんで良かったです」という強烈な一撃がファーサイドのポストを叩き、ゴールラインを越えた。

 2本目から右MFとして出場した鈴木は積極的な姿勢が光った。4分、右サイドから中央への動きでFW久保建英(FC東京U-15むさし)のパスを引き出してから左足シュート。得点後の22分にもDFのマークを外して左足シュートを打ち込むなど武器を発揮して結果も残したが、それでも「フィジカルでやられて2本目は失点重ねて、対応も悪くて、ゴール前でもあまり身体を張れなかったのでそれは課題だと思います」と反省。「チームの雰囲気もやるごとに良くなってきているし、連係とかも上手く取れてきている。もっともっと連係も良くして、チームの雰囲気も良くして組織で戦えるチームになっていきたい」と語った。

 また1-4で迎えた3本目4分には、今月12日まで行われた日本クラブユース選手権(U-15)大会で得点王に輝き、横浜FMジュニアユースの日本一に貢献しているFW棚橋尭士もゴール。「FWがみんないい選手なのでいかにここで結果を残すかが重要になってくる。ハードワーク含めて気持ちで負けないようにこの遠征に臨んでいるというのがあります」。7月のタイ遠征メンバーから外れていることもあって、強い気持ちでU-15代表候補合宿に臨んでいるという棚橋は3本目開始直後に右サイドへの抜け出しから相手GKの判断ミスを突いて巧みなゴールを決め、チームを盛り上げた。

 それでも「まだまだ(特長を)出せていないと思う」と語った棚橋は「シュートがあの1本くらいだったので、もっとシュートチャンスをつくっていかないと、ボールが出なかったときとかに自分の良さが出なくなっちゃうと思うので改善していきたい」。裏への抜け出しやコンビネーションからの崩しをより発揮する構え。鈴木、棚橋ともに強豪・市立船橋高から印象的なゴールを決めたが、満足することなく、個人、チームとしてより良い部分を出すことに意識を傾けていた。

[写真]2本目14分、U-15代表候補は鈴木が左足でゴール

(取材・文 吉田太郎)