1万9000円を割り込んだ日経平均株価だが、 2015年末までに2万3000円が視野に入る理由は ITバブル時とはココが違うからだ!

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8月24日、日経平均株価が急落し1万9000円を割り込んだ。不安になっている人もいるかもしれない。しかし、2万833円をピークにどん底まで下落した15年前のITバブル時とはいくつも異なる点があり、むしろ今の株価には割安感すらあるのが実情だ。その理由とは?

PERもPBRも配当利回りも
すべての指標で日経平均は割安!

 今の日本株の水準がバブルと言えるのかどうか、過去20年の値動きと比較して考えていこう。そうすれば、バブルではないことがすぐにわかるはずだ。

「2000年4月に日経平均が2万833円をつけた時点の東証1部の平均PERは約40倍に達していたが、現在は16倍台にすぎない。過去に高値をつけた局面と比較して、現状の日本株は割安と言える」

 と語るのは楽天証券経済研究所所長の窪田真之さん。

 ちなみに89年末に3万8915円の史上最高値をつけた当時の日経平均PERは約62倍だった。

「仮に今から日本株がバブルになり、89年末頃のPERまで買われていったとしたら、現状の利益水準でも日経平均は10万円まで上昇してしまうことになる」(ひふみ投信のファンドマネジャー・藤野英人さん)

 日本企業の稼ぐ力を表すEPS(一株利益)はITバブル時と比べて2倍以上にアップしている。さらに株主還元を重視するようになり配当利回りも大幅に上昇。コーポレートガバナンスコードの導入などで収益力の指標となるROE(自己資本利益率)も向上中。株主重視の経営はいっそう強化されることは間違いなく、16年3月期の業績が企業側の予想を上ブレする可能性は高い。

「今後業績が数%でも上ブレれば、たとえPERが現状の水準のままでも15年末の日経平均は2万2000〜2万3000円台まで上昇する」(藤野さん)

 またマネックス証券の広木隆さんは次のように語る。

「北米景気の拡大、円安、インバウンド消費などから日本企業の業績はさらに拡大。日経平均のEPSは1400円まで上ブレ濃厚」だと指摘する。

 ITバブル時の高値更新を果たし、次なるターゲットと目されるのは、96年6月につけた2万2750円。日本企業の業績トレンドを踏まえれば、すでに視界に入ってきていると言えるはずだ。

 ところで、8月21日発売のダイヤモンド・ザイ10月号には、こうした日経平均の予測を受けて、様々な視点で選んだ「今が買い時の2万円から買える最強日本株77」が掲載されている。年末にかけての買い銘柄探しに役立てて欲しい。また、「サラリーマン、退職者、専業主婦などが億を作った株のワザ」、「200万を10億にしたカリスマ投資家DAIBOUCHOUさんインタビュー」など、今読むべき株の投資法も満載となっている。ダイヤモンド・ザイ10月号もぜひ読んでみてほしい。

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