「声一つで解決できた」失点悔やむMF矢島

写真拡大

[8.26 トレーニングマッチ U-22日本代表候補 1-2 京都]

 前から行くのか、後ろに引くのか。特に守備面において、MF矢島慎也(岡山)は意思統一を図れなかったと悔いた。

 所属する岡山ではボランチでの出場数を増やす矢島だが、この日は2列目の右でスタートさせた。序盤こそ「前から行こうと意思統一できていた」と語ったように守備に綻びは見えず、逆にボールを保持する時間も長く、京都ゴールを脅かす場面も作り出した。

 しかし、前半20分過ぎから徐々に京都に押し込まれ始める。「前からハメるのか、後ろでブロックを作るのかが少しあやふやになってしまったし、サイドが空き過ぎてしまった」。相手にスペースを許してしまうと、前半38分には右サイドをMF駒井善成に突破されて最後はFW大黒将志にネットを揺らされた。「声一つで解決できることだと思うので、自分たちで気付いて話し合わないといけなかった」と唇を噛んだ。

 2列目でのプレーに「いつもと景色が違いました」と話しつつも、「ただ、ボランチでも2列目でも、点に絡まなければいけないのは一緒だと思います」とどのポジションでプレーしようとも自らに求められている仕事は『得点に絡む』ことだと強調。だからこそ、この日ゴールを演出できなかったことは、本人にとっても不本意だっただろう。攻守両面で納得できない結果となってしまったが、「意思統一を図り、プレー精度を上げていきたい」と前を向いた。

(取材・文 折戸岳彦)