2万円を割れた日経平均株価、9月末まではどうなる? 夏枯れからの復活か、2万円割れ継続か!?

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7月上旬に2万円を大きく割り込んだものの、一瞬にして2万円台回復となった日経平均株価だが、ここにきて再び2万円台を大きく割り込んだ。夏枯れのお盆休み終わりの時期に下げた日本株は今後どう動くのか、4人のアナリストに聞いた。

途絶えてしまった日経平均の前月高値超え、
一方で米国の利上げは株価に織り込み済みか

「日経平均株価は2月以降、前月高値を更新し続けてきたが7月で途絶えた」と楽天証券の土信田雅之さんは述べる。

 SBI証券の鈴木英之さんとカブドットコム証券の河合達憲さんも、2人そろって指摘する。

 「過去10年間の統計を振り返れば、8月相場は負け越しが多い」

 いわゆる“夏枯れ”で、夏期休暇などに伴って市場参加者が減ることもあり、やむをえない現象とも言える。

 鈴木さんはさらに言及する。「日本株は8月20日以降から反騰することが多く、2013年以降はその傾向が特に強いと言えます」

 ただし、今年は秋口にかけて、大きな波乱要因も待ち受けている。それが、9月のFOMC(連邦公開市場委員会)で、ついに米国が利上げを決定する可能性があるのだ。

 こうしたことから松井証券の窪田朋一郎さんは次のように予想する。「利上げを前に外国人投資家が売りに転じる一方、下値では日銀や個人投資家が拾う展開となり、上値を切り下げつつ乱高下することになりそうです」

 1万9200円まで売られる展開を念頭に置く窪田さんに対し、河合さんはこう語る。「もっぱら円安の恩恵だったものの、第1四半期(4〜6月)が概ね好調だったのは事実で、それが株価を下支えするでしょう」

 しかしながら、それでも河合さんも2万円割れは覚悟しており、土信田さんも然りだ。唯一、利上げは織り込み済みだと考える鈴木さんは、年初来高値更新を想定する。

 どちらにせよ、8月下旬から9月上旬が日本株の買い場となりそうだ。

 ところで、8月21日発売のダイヤモンド・ザイ10月号には、「2万円から買える!最強日本株77」の大特集が掲載されている。第1四半期の業績がずば抜けて良かった株の他、株価が高値を更新し売り圧力が皆無の株、増配に次ぐ増配を発表した株、新たに株主優待を始めた株など株価が上がる強みを持った株が勢揃い。ぜひこのタイミングでの日本株投資に役立ててほしい。また、「サラリーマンが億を作った株のワザ」も必読。勝ち組投資家の具体的な銘柄選びの方法や売買術が満載なので、こちらも参考にしてほしい。