25日開幕した愛知万博(愛・地球博)は、国内では大阪万博以来の大規模な国際博覧会。35年の歳月を隔てた両万博を比較した。

 テーマは愛知万博が「自然の叡智」、大阪万博が「人類の進歩と調和」。高度成長期に開かれた大阪万博と比べ、愛知万博はロボットなどの新技術とともに環境を全面に押し出した、“環境博”とも呼ばれている。

 参加国は121カ国で、大阪万博より45カ国多い。反対に会場面積は約173ヘクタールと、約350ヘクタールだった大阪万博の半分弱で、愛知県名古屋市の郊外の丘陵地帯に会場をつくり、コンパクトながら内容の濃い万博を目指した。会場建設費は愛知万博約1350億円、大阪万博約524億円。

 会期は愛知万博が3月25日から9月25日までの185日間で、大阪万博が1970年3月15日から9月13日までの183日間。入場者数は延べ約6422万人で、1日の最高入場者数は83万人だった。一方、25日が初日の愛知万博の入場者数は、主催者によると午前11時半現在の入場者数は2万7421人。開場前には4つのゲートに約9000人が列をつくった。人気のパビリオンは数時間待ちの行列ができる盛況ぶりという。【了】