漫画『ハイスコアガール』復活へ。スクエニとSNKで和解成立、出版・販売継続が可能に

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スクウェア・エニックスが出版していた漫画作品『ハイスコアガール』に関して、SNKプレイモアとの間に生じていた紛争の和解が成立しました。2014年5月、同作品内において、SNKプレイモアが版権を管理するゲームタイトルのキャラクターを無許諾で掲載していたとして、SNKプレイモアがスクウェア・エニックスを著作権違反の容疑で刑事告発していました。これを受けて、当時連載中だったハイスコアガールは連載を中断。単行本は自主回収、電子書籍版は購入が不可能な状態が続いています。両社の26日付けリリースによれば、8月24日にスクウェア・エニックスとSNKプレイモア、SNKプレイモアの大株主であるLedo Millennium Co., Ltd.の間で和解が成立。ハイスコアガールの出版・販売の継続が可能になりました。SNKプレイモアは刑事告訴を取り消し、両社の民事訴訟は取り下げられます。​リリース文によれば、スクウェア・エニックスは2014年10月8日付で、本件出版物(ハイスコアガール)がSNKプレイモアの著作権を侵害していないことの確認を求める債務不存在確認訴訟を大阪地方裁判所に提起していました。SNKプレイモアはこれに対する反訴として、2015年3月16日付で、本件出版物(ハイスコアガール)の出版差し止めを求める著作権侵害行為差止請求訴訟を大阪地方裁判所に提起したと記載されており、両社の間で刑事告訴と民事訴訟の両方が起きていたことがわかります。両社の和解内容にはスクウェア・エニックスによるハイスコアガールの出版および販売の継続が入っているので、同作の連載と出版の再開が可能になります。作者の押切蓮介氏はハイスコアガールの休止後に新連載を始めているため、すぐに続きが読めるかどうかはわかりませんが、同作の続きを楽しみにしていたファンには朗報でしょう。なお、今回の和解成立を受けて、ハイスコアガールの連載誌『月刊ビッグガンガン』の編集長、中野崇氏と押切蓮介氏より、読者に向けたメッセージが公開されています。中野編集長によるコメントによれば:

(...) 今回の解決を受け、できる限り早期に「ハイスコアガール」の連載・販売を再開し、ご支援頂いている皆さまに作品をお届けしたいと考えております。(...)

作者 押切蓮介氏は

(...) 読者の皆様には大変ご心配をおかけしました。より良い作品作りに励み、皆様のお気持ちに応えられるよう努力していきたいと思います。今後も「ハイスコアガール」を応援していただけますよう、よろしくお願い申し上げます。

訂正: 掲載当初、Ledo Millennium Co., Ltd.社が「両社」( SNKプレイモアとスクウェア・エニックス)の大株主であるように読める誤った表現になっていましたが、Ledo Millennium Co., Ltd.はSNKプレイモアの大株主です。混乱をお詫びし訂正いたします。