飼育係に指導され、オウサマペンギンに餌をやる参加者(左)(撮影:比嘉杏里)
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 恩賜上野動物園(東京都・上野)では、毎年恒例のイベント「大人のための1日飼育体験」が行われている。初日の25日には、28人の参加者が、ゾウやパンダ、キリン、爬虫類などの動物たちの世話をした。

 「大人のための1日飼育体験」は開園110周年を迎えた1992年に始まり、今年で14回目。参加者は開園前から閉園まで、飼育係のマンツーマンの指導を受けながら、飼育場所の掃除や餌作り、餌やりなどを行う。

同園の担当者によると、毎年1000通以上の応募がある一番の人気企画で、倍率が20倍に上ることもある。動物とじかに触れ合う体験をしたいという20代から、小さい頃の夢は飼育係だったという50代まで、さまざまな人たちが応募するという。昨年までは抽選で1日20人ほどを選んでいたが、応募者が増えたこともあり、今年は3日間で84人が1日飼育係を体験する予定だ。

 ペンギンとアシカの世話を担当した中山晴奈さん(24)は、「大学を卒業する前の思い出作りにと思って応募しました。簡単に見える餌やりにもコツがあり、動物たちの様子にも気を配らなければいけない、繊細な仕事だということが分かりました」と語った。【了】