森下仁丹<4524>は25日、05年3月期連結の業績予想で、純損益が従来予想の4億1000万円の黒字から、7000万円の赤字に転落する見通しだと発表した。前期は1700万円の黒字だった。売上高の予想未達に加え、ポテトチップス用ジャガイモを栽培していた北海道の農場跡地の売却損を特別損失に計上したことが影響した。
 
 売上高は従来予想を6億円(4.5%)下回る、前期比1.47%減の126億円に下方修正した。生薬「仁丹」などの国内小売店販売が振るわなかった。一方で、カプセル事業は好調。国内では口臭除去カプセル「スースー」の販売が安定しているのに加え、販売コストがかからない欧米向けの受託事業が順調に伸びた。経常利益は従来予想を3000万円(9.7%)下回るものの、前期比13倍の2億8000万円になりそうだ。【了】