アーモンドはおつまみではなく朝食前に

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朝食前に10グラム(およそ9〜10粒)のアーモンドを食べ続けると、HDL(善玉)コレステロールが増加し、LDL(悪玉)コレステロールが減少すると、パキスタンのアーガー・ハーン大学の研究者らが発表した。

心臓に血液を送る冠動脈で血液の流れが悪くなり、心臓に障害が起こる「冠動脈疾患」の発症リスクは、LDLコレステロールが高い人や、HDLコレステロールが低い人で高いといわれている。

研究者らはアーモンドを食べることでHDLコレステロール値を高めることができるか検証するため、冠動脈疾患を発症したことがあり、LDLコレステロール値が100 ミリグラム/デシリットル以下、HDLコレステロール値が男性で40ミリグラム/デシリットル以下、女性で50ミリグラム/デシリットル以下の成人150人を3つのグループに分類。それぞれ毎日朝食前に10グラムのパキスタン産のアーモンドを食べる、米国産のアーモンドを食べる、アーモンドを食べない生活を12週間送ってもらい、6週目、12週目の時点でのコレステロール値を計測した。その結果、アーモンドを食べていた2グループは6週目、12週目いずれの時点でもHDLコレステロール値が12〜16%上昇し、LDLコレステロール値は減少していた。アーモンドの原産国による効果の違いはなかったという。

研究結果は米栄養学会誌「The Journal of Nutrition」オンライン版に2015年7月22日掲載された。

参考論文
Dietary Almonds Increase Serum HDL Cholesterol in Coronary Artery Disease Patients in a Randomized Controlled Trial.
DOI:10.3945/jn.114.207944 PMID:26269239

(Aging Style)