テレビ朝日「やべっちF.C.」(23日放送分)では、横浜F・マリノスの中村俊輔と浦和レッドダイヤモンズの槙野智章による対談が放送された。

対談前半は日本代表の問題点や役割について語り合った両者。その後半では中村が「チラッと聞いたんだけど」と切り出すや、槙野が代表で背番号10番を希望したという点について真偽のほどを尋ねた。

これに対し、「昔から10番=中村俊輔っていうのがイメージだった。僕もこの後を追いたいって」と素直に認めた槙野。「今の代表は選手間で背番号を決めれるシステムになったんです」と説明すると、実際に10番に手を挙げ同じく10番を希望する香川真司と話し合ったという。

これには「嘘でしょ?」と驚いた中村。槙野は「“10番付けさせてほしい”と。そしたら香川が“ぶざけんじゃねえぞ”と。俺の背番号だと」とやり取りの一部を語りつつ、「あいつの口からそういうことが聞けたのが嬉しかった。分かった。お前がそんなに10番付けたかったら俺は10番いい。お前に10番やるよっていう話です」と顛末を明かした。

また、Jリーグで対戦して嫌なクラブを訊かれると川崎フロンターレを挙げた槙野。その理由は「全ての選手が選手間でボールを受けようとするから特にDF陣は一番やってて守り難い」というものだ。

一方の中村はサンフレッチェ広島、浦和レッズと答え、「あの戦術は特殊だから。俺は好きだけどね。日本人の良さがすごい出てる。相手のプレッシャーやフィジカルを受けずに相手陣地まで運んで、なおかつ前から行き過ぎてダメだったらさがってっていうのはやってて嫌だし」と説明すると、槙野も「このサッカーって90分の中でゆっくりする時間帯が作れるっていうのが大きな違いだと思うんですよね」と補足した。

その他にも、これからJリーグを盛り上げるために「一つの局面に対して勝負どころでの気持ちを全面に出したプレーもそうですしガッツポーズ一つもそうですしお客さんを巻き込んだりチームを巻き込んだり今までにない活動だったりスタイルを築き上げる」と意気込んだ槙野に中村は「いいこと言ったね」と絶賛した。

さらに槙野は、鹿島アントラーズ・杉本太郎の名を挙げると「こいつ凄い」と高評価。「初めての試合で何度も仕掛けてきて、俺は身体を入れて(杉本からボールを)取ったりしていたんですけど、彼がその後に俺に“クソっ”って言ったんですよ。“こいつ気に入った”って思った。そういう負けん気があるJリーガーがどんどん出てきてほしい」と話した。