バナジウムといえばミネラルウォーターに含まれる成分。バナジウムが血糖値の減少に効能があると注目されています。酒のつまみになる食品にも含まれているので血糖値が気になる男性はお酒の席でもちょっと意識して食べてみてはいかがでしょうか。

バナジウムってどんな栄養素?

バナジウムは、カルシウムやマグネシウムなどと同じミネラルの一種。地中や海水中にある物質で、人間の体にも微量ですが含まれます。1830年スウェーデンの科学者セフストレームが、鉄鉱石からバナジウム元素を発見しました。元素記号はVで、元素記号23番、金属の色は銀白色です。スカンジナビア神話に出てくる美の女神バナジスの名前から「バナジウム」と呼ばれています。食品では、あさり、ひじき、海苔、ほたて、ほや、いわし、えび、かに、マッシュルーム、パセリやディルなどの香草、黒こしょうなどに豊富で、サプリメントにも配合されています。

バナジウムは血糖値を下げる効能が

バナジウムには血糖値を下げるはたらきがあり、糖尿病の予防・改善効果が期待されています。バナジウムはインスリン様物質と呼ばれ、インスリンに似た機能を持つと考えられています。インスリンは血糖値が上がると分泌され、血糖値を抑えます。バナジウムがこの働きをになっているといわれます。インスリンのはたらきを弱める遊離脂肪酸の分泌を抑える作用もあるので、二重の意味で血糖値を下げる効果に注目が集まっています。

高血圧&動脈硬化を予防

バナジウムは脂質の代謝を高める効果もあるとされます。血液中のコレステロールが減少して、血液の流れがよくなり高血圧や動脈硬化になりにくくなるので、生活習慣病の予防にもなるとの報告もあります。お酒を飲む機会が多いビジネスマンの方は、チェイサーとしてバナジウム水を選び、おつまみには、バナジウムを多く含む食品をおつまみとして食べれば、気になる血糖値の上昇を抑えることができますね。


writer:松尾真佐代