『SLAM DUNK(31)』(井上雄彦/集英社)

写真拡大

 すべてのマンガに共通するもの。それは、「いつか必ず最終回がやってくる」ということだ。夢中で読みふけった作品が終わりを迎えてしまうのは、やはり寂しいもの。大団円の後、主人公たちはどんな道を選ぶのかな…。そのように、“その後”を想像したことがある人もいるのではないだろうか。そこで今回は、「続きが読みたい完結マンガ」についてのアンケートを実施してみた!

【調査対象:全国の40歳未満の男女230名 2015年6月実施】

【画像あり】ダ・ヴィンチニュースはこちら

・伝説的スポーツマンガが、堂々首位に

1位『SLAM DUNK(31)』(井上雄彦/集英社)

 今回1位となったのは、スポーツマンガの代表格とも言える、『SLAM DUNK』。連載終了から約20年が経ったが、いまだに根強い人気を誇り、アンケートでもぶっちぎりの票数を獲得した。赤い髪の毛が特徴の不良・桜木花道が「バスケ」と出会い、練習や試合を通じて「仲間との絆」や「最後まであきらめないこと」を学んでいくというストーリーは、大勢の読者の琴線に触れたようだ。バスケ部監督の安西先生による「あきらめたらそこで試合終了だよ」は、あまりにも有名なセリフ。ちなみに、作者の井上氏は、本作について「(続編は)描きたくなったときに描く」と述べており、2004年には、廃校となる校舎の黒板にて「その後」を描き上げた。ファンの間では、今後も続編が発表されるかもしれない、と期待が寄せられている。

・アニメもいいけど、ぜひマンガもがんばってください!

2位『ドラゴンボール(42)』(鳥山明/集英社)

 2位にランクインしたのは、『ドラゴンボール』。約10年半に渡って、『週刊少年ジャンプ』を牽引したバトルマンガだ。主人公・孫悟空を中心に展開されるバトルは、全国の少年たちの胸を熱くさせたことだろう。その人気ぶりは国内に留まらず、なんとハリウッドでの実写映画も制作されたほど。これに関しては、「黒歴史」と認定しているファンも多いが、それだけ愛着があるということだ。そうそう、現在放送中のアニメ『ドラゴンボール超(スーパー)』では、作者・鳥山氏がストーリー原案を担当しており、「超ドラゴンボール」を巡る新エピソードの公開が予定されているとか。その流れに乗って、続編マンガも描き上げてくれれば、ファンも歓喜だろう。

・男性からも人気の少女マンガ

3位『花より男子(37)』(神尾葉子/集英社)

 今回のランキングで唯一ランクインした少女マンガが、こちらのタイトル。主人公・牧野つくしが、学園を仕切る「F4」とぶつかりながらも距離を縮めていくさまは、女性のみならず男性からの支持も集めた。アニメ、ドラマ、映画と、あらゆるメディアで映像化され、特に井上真央×松本潤の共演で大ヒットを記録したドラマシリーズは、記憶にも新しいところだろう。あまりにも続編を待ち望む声が多かったためか、2015年2月より、正統な続編タイトル『花のち晴れ〜花男 Next Season〜』の連載がスタート。「F4」卒業後の学園を舞台に、新規キャラクターたちのすったもんだが描かれているが、やはりファンのためにも、つくしと道明寺のその後を厚く描いていただきたい!

・ドラマの影響か、いまだに根強い人気

4位『DEATH NOTE(13)』(大場つぐみ:原作、小畑健:作画/集英社)

 現在ドラマも話題を集めている『DEATH NOTE』が4位に登場。名前を書いた人間を死なすことができるという「デスノート」を手にした夜神月と、それを阻止しようとする名探偵・Lたちとの心理頭脳戦を描いたサスペンスだ。少年マンガにあるまじき、人がとにかくどんどん死んでいく作品で、作中で人気の高かったLはもちろん、最終的には主人公・月も死を迎え、物語は幕を下ろした。2008年には、「特別編」として、短編作品が公開に。月の死以降、収束したと見られていたデスノート事件だが、新たに原因不明の死者が続出したことで、Lの後継者・ニアをはじめ、捜査本部はデスノートの再来を予感する、というストーリーだ。デスノートがなくならない限り、事件は繰り返される…のだろうか。

・作者をちょっと休ませてあげたい

4位『NARUTO-ナルト-(72)』(岸本斉史/集英社)

 昨年、惜しまれつつも最終回を迎えた、忍者活劇『NARUTO-ナルト-』が、同率4位にランクイン。『ONE PIECE』と並び、長きに渡って『週刊少年ジャンプ』を支えてきた作品だ。国内はもちろんだが、忍者を扱った作品ということで海外での人気が爆発。主人公・ナルトは、「世界が尊敬する日本人100」に、マンガのキャラクターとして唯一選出されたほどである。本編が終了したばかりだが、2015年には、『NARUTO -ナルト- 外伝 〜七代目火影と緋色の花つ月〜』と題した新編が短期集中連載された。さらに、映画をはじめとするメディアミックス展開は現在も継続中。作者曰く、「もう休ませてください(苦笑)」とのことなので、続編を望むのはもうしばらく待ってあげたいところ。

そのほか、

・『YAWARA!』

・『らんま1/2』

・『あしたのジョー』

 など、往年の名作の続編を希望する声が多かった。やはり素晴らしい作品は終わりを迎えても、いつまでも心に残るものなのだろう…。いやー、マンガっていいものですね!

文=前田レゴ