血糖値に関するGI(グリセミック・インデックス)という指標をご存知ですか? GI値は炭水化物が消化吸収しやすいかを表した数値で、ブドウ糖を摂取した時の血糖値の上昇率を100として、それぞれの食品についてGI値を算出しています。GI値に注目して食事をすることで、効率的にダイエットをすることができます。

インスリンとダイエットの深い関係とは?

ダイエットに関するホルモンでいちばん有名なのはインスリンでしょう。インスリンは炭水化物の代謝に係わるホルモンで、血糖値を一定に保つ働きを担っています。食事の後に血糖値が上昇するとインスリンが分泌され、血糖値を下げる働きをします。逆に血糖値が低くなってしまうと、インスリンの分泌は抑えられ、血糖値を上げる別のホルモンが分泌されます。食事によって血糖値が急上昇した場合、インスリンが分泌され、細胞にエネルギー源としての糖を送りますが、それでも糖が残っている場合、インスリンの働きで脂肪細胞に糖が送られ、肥満の原因となってしまいます。

インスリンの分泌を増やさない秘訣は?

インスリンの急激で大量な分泌は肥満につながってしまいます。インスリンの分泌を増やさないためには、血糖値を急激に上昇させないことが重要です。食品によって、血糖値の上昇スピードは違います。炭水化物の消化吸収のスピードを表したGI値の低い食品を選んで食べることで、血糖値の急激な上昇を抑えることができます。これが「低インスリンダイエット」で、もちろんダイエットにも効果的ですが、急激な血糖値の上昇は糖尿病を招くため、低GIの食品を選んで食べれば、糖尿病の予防にもなるのです。

GI値の高い食べ物・低い食べ物はなに?

主食となる食品のGI値を見てみると白米はGI値が82となっています。それに対して、玄米のGI値は55なので、白米よりも玄米を選んだ方が血糖値は上がりにくいということができます。また、薄力粉のGI値は60ですが、小麦全粒粉のGI値は45。食物繊維が多く消化しにくいものほど、GI値が低いと言えます。その他にGI値が低いのは、リンゴ、大豆、海藻類、ゴボウ、寒天などの食物繊維が多い食品です。食物繊維には、小腸で糖分や脂肪分お吸収を抑える働きがあるので、低GIとなるのです。
これらの食品を意識して食べることで、効率的なダイエットをすることができます。GI値の高い食品でも、GI値の低い食品と一緒に食べることで血糖の急激な上昇を抑えることができます。


writer:岩田かほり