遠藤&浅野のA代表デビューに刺激、DF岩波「食い込んでいきたい」

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 チームを引っ張っていく覚悟がある。DF岩波拓也(神戸)はU-22代表候補において、年齢的には中堅だ。しかし、「このチームを引っ張る」という気持ちを常に持ち続けている。

 手倉森ジャパン初陣となったAFC U-22選手権こそ負傷の影響もありメンバーを外れたが、その後は候補合宿を含めてすべてメンバー入りを果たしているように不可欠な存在だ。その自覚があるからこそ、岩波はチームの先頭を走ろうとしている。

「僕はこのチームで言えば年齢は下になりますが、そういうのは関係ないと思うし、長い時間プレーをしているのでチームを引っ張っていきたいと思っています」。それはピッチ上だけでなく、ピッチ外でもだ。今回は初招集のメンバーが5人いるが、「新しい選手も知っている選手が多いし、いろいろな選手と話すようにしています。どんどんコミュニケーションをとっていきたいですね」と積極的にコミュニケーションを図っているようだ。

「このチームを引っ張る」という気持ちを持ち続けるとともに、岩波は「A代表に入る」という目標を常に掲げてきた。5月にはA代表候補に初選出されて喜びを表したものの、その後のA代表の活動には招集されず。すると、手倉森ジャパンのDF遠藤航とFW浅野拓磨が、8月の東アジア杯でA代表デビューを飾ることとなった。同年代の選手のデビューに悔しさを滲ませながらも、「僕たちも早く、あそこに食い込んでいかなければいけないと強く感じました」と改めて決意を表した。

 26日に行われる京都との練習試合にはA代表のバヒド・ハリルホジッチ監督が視察に訪れる。「チームのことが一番」と前置きしながらも、「ただ、個人で這い上がっていくのも必要だと思う。与えられた時間で精いっぱいプレーし、どれだけ相手を抑えられるかを重点的にやっていきたい」と闘志を燃やした。

(取材・文 折戸岳彦)