手倉森J落選が成長の糧…MF原川「競争は絶対にある」

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 手倉森ジャパン発足当初からの常連メンバーの一人だ。しかし、7月に行われたU-22コスタリカ代表戦では、メンバー外となった。当然、悔しさはあった。だが、MF原川力(京都)は「成長につながった」と前向きに捉えていた。

 京都市内で行われているU-22代表候補のトレーニングキャンプ。地元・京都から唯一招集された原川だったが、発熱のために合流が遅れた。合流前日の23日に行われた第30節金沢戦後に「ボーっとするなと思い、熱を測ったら38度くらいありました」と明かしたが、「もう大丈夫です。ただの夏風邪じゃないですかね」と笑ったように、1日の休養で復活を果たした。

 手倉森ジャパンの初陣となった14年1月のAFC U-22選手権でメンバー入りした原川は、全4試合に出場して存在感を示すと、その後も常時メンバーに選出される。14年9月のアジア大会、そして15年3月のリオ五輪アジア一次予選でもメンバーに名を連ね、ピッチにも立ってきた。しかし、コスタリカ戦で候補合宿以外では初めて、メンバー外となってしまう。

「競争というのは絶対にありますし、そこを受け入れながら自分が成長するしかありません」と語った原川は、「メンバーから外れていいとは思いませんが、自分の課題を見つめ直せた部分があるし、そこは自分の成長につながっていると思います」と前向きに捉えていた。

 久し振りの手倉森ジャパンに「代表の雰囲気があるし、各々が成長している中で集まれているので刺激を受けます。もっともっとうまくならないといけないと毎回感じられます」と充実の表情を見せると、「五輪も1年以内にあるので、もっと速いスピードで成長できるように一日一日を大事にしたい」とさらなる成長を誓った。

(取材・文 折戸岳彦)