皆さんは記憶力に自信がありますか?記憶力は加齢とともに衰えてくることも多いのですが、普段の食事を見直すことで記憶力をアップさせることができるのです。「頭を使う仕事をしている」という方だけでなく、「最近なんだか物忘れが激しい」という方もぜひ参考にしてください。

脂肪分の多い食事内容は記憶力ダウンに直結

まずは記憶力を低下させる食事をご紹介しましょう。それは脂肪分の多い食事です。食事をすれば消化が必要になりますが、脂肪分の多い食品は消化に時間がかかります。食事をすると眠くなる時があると思いますが、それは消化のために大きなエネルギーが必要になるからで、運動や頭脳労働に使うエネルギーが不足してしまうためです。

炭水化物は腹持ちがいいと言われますが、消化にかかる時間は8時間程度。タンパク質は消化するまで10時間以上もの時間が必要で、特に牛肉や豚肉などは脂肪分が多く消化のために大きなエネルギーと時間が必要になります。脳が働くためのエネルギーを確保したいという時は、消化の良いものを選んで食べるようにすると、頭がすっきりするのを実感できるでしょう。

タンパク質は青魚から摂るのがベター

タンパク質は体を作る大切な栄養素なので適量を摂取する必要があります。頭をすっきりさせたい時は、肉類から摂取するよりも、魚類のタンパク質を摂るようにするといいでしょう。特にイワシやサンマなどの青魚には不飽和脂肪酸であるDHAやEPAが多く含まれます。脳の神経組織に含まれ、情報伝達をスムーズにする物質なので、記憶力をアップする効果も抜群です。

脳のスタミナ源には海藻をおススメ

ワカメや昆布などの海藻類は、カルシウム、マグネシウムなどのミネラルやビタミン類、食物繊維などがバランスよく含まれている健康食品です。海藻類には脂肪酸のひとつであるアラキドン酸が豊富に含まれていますが、アラキドン酸も脳の神経細胞の生成に欠かせない栄養素。脳にスタミナをつけるためには、海藻類を多めに食べるようにしましょう。昆布とカツオで出汁をとったり、みそ汁の具にワカメを使うことで、海藻類をもっとたくさん食べることができるようになります。


writer:岩田かほり