劇的な決勝弾決めたヨヴェティッチ「チームとサポーターに捧げる」

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 2015−16シーズンのセリエA開幕節が23日に行われ、日本代表DF長友佑都が所属するインテルはホームでアタランタと対戦し、今夏新加入したモンテネグロ代表FWステヴァン・ヨヴェティッチの劇的ゴールで1−0と勝利を収めた。

 93分に殊勲のゴールを決めたヨヴェティッチが試合後のインタビューに応えた。イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。

「FWにとってゴールを決めることは常に大切なこと。特に勝利が必要なときのゴールはなおさらだね。だが、今日はチームの勝利。最後の最後まで苦戦を強いられたけど、たくさんのチャンスを作った。この勝利をチームとサポーターに捧げたい。このように勝利できれば自信が持てるよ」とコメントしたヨヴェティッチ。

 さらに、「ここサンシーロ(本拠地)にやってくるチームはどこも守備的に戦う。そのため難しい試合だった。でも、僕らはチャレンジして戦ったよ。これからは休養をとって、次の試合に備えなければならない。僕のコンディションはまだ100パーセントじゃないけど、状態を良くするためにトレーニングを行っている。プレシーズンマッチに出場したことでとても良くなってきているんだ。これからもこのように続くことを願っているよ」と続けた。

 そして今シーズンの順位については、「まだどこまでたどり着けるか分からない。ただ3位から4位以内を目指して戦えることは確かなことだ。恐れるものはない」と述べている。