9月のワールドカップアジア予選、3日のカンボジア戦、8日のアフガニスタン戦が迫ってきました。8月27日には、その2試合に臨む日本代表が発表になります。

引き分けに終わったシンガポール戦の不振を挽回できるか。好材料はいくつかあるものの、不安材料も少なくありません。

頼もしいのは、岡崎慎司が大活躍してくれていること。所属リーグが変わったばかりなのにボールが集まっているのを見ると、すぐに仲間の信頼を勝ち取ったのがわかります。

本田圭佑と香川真司は監督が交代しましたが、それでも先発起用の期待に応えています。チーム内での競争を勝ち抜いていて、調子も悪くなさそうです。

ただし、他は心配になることがたくさんです。長友佑都は移籍話が飛び交っていますし、川島永嗣も所属先がありません。武藤嘉紀にしても、まだチーム内での地位を確立できていません。こんな状態で代表に参加して、本当に専念できるでしょうか。

シンガポール戦で露呈した、引いた相手に対する攻略法不足も、まだ解決できていません。東アジアカップでは武藤雄樹や遠藤航の台頭は見ることができましたが、戦術のチェックはありませんでした。

そこで僕から提言があります。今回の選手選考では、アジア攻略の必殺技を持った選手2人を入れておいてはいかがでしょうか。

1人は豊田陽平。アジア相手なら空中戦で勝負を挑むことができます。だったら、豊田を入れておくと、最後のパワープレーでの得点が期待できるのです。

もう1人はいつでも頼りになる選手です。相手がたとえどんなに守備的に戦ってきても、必ずフリーでシュートが打てるときがあります。それはゴール前のFK。その決定率を考えると、遠藤保仁を入れておかない手はありません。

ベテランですから、すぐにチームに馴染めます。アジアでの戦いも知り尽くしています。困ったときこそベテランを。ハリルホジッチ監督には、ぜひ一考をお願いします。