主役がスベってる!? 紀香のおっぱいと『婚活刑事』の配役ミスが悪目立ち
【夏ドラマ辛口批評 第2回】

 夏ドラマが後半戦に突入。率直な感想を言うと今クールのドラマはどれもピンと来るものがない……。どのドラマも既視感のあるアイデアとストーリーが蔓延してしまったように思います。

 特に、主役がスベっていると、さらに見る気が失せてしまいますよね。そんな2作を辛口批評。あくまでも私、スナイパー小林の個人見解でございますので、あしからず。

◆紀香が派手な大阪のおばちゃん

ある日、アヒルバス
(NHK BS、日曜22時、主演:藤原紀香)
視聴率:非公表

 40歳で仕事も恋も失った(筆者酷似)崖っぷちの女性が、ひょんなことからバスガイドになり、20代に囲まれて寮生活をしながら、一歩一歩成長していく。やたら正義感に熱く、客と必要以上に接近して毎回おせっかいを焼くそのバスガイド・朝倉葉月を演じるのは、藤原紀香。

 元・女性ファッション雑誌の編集者という設定から感度の高さをアピールしたいようなのだが、毎回私服が大阪のおばちゃんのように派手で、彼女の巨乳っぷりが目立っているのが唯一の見どころ。先輩役のキムラ緑子さんのほうがよっぽど味を醸し出している。

◆寅さんを目指したかったのは分かるのだけど……

婚活刑事
(日本テレビ・読売テレビ、木曜23時59分、主演:伊藤歩・小池徹平)
視聴率:4.0%(8月20日)

 婚活に奮闘する女性刑事が毎話好きになる男性は、いつも事件の真犯人。週イチペースで男に振られるという酷な状況に追い込まれながらも、ウェディングドレスを夢見る主人公が伊藤歩。

 まるで女性版の寅さんのようなコメディタッチの展開は、キャスティングミスばかりが目立っている。明るいだけが取り柄の主人公とは対照的に、小池徹平が一切笑うことのないクールな役を演じているのだが、これがまったくハマっていない。

『昼顔』での演技が光って名を挙げた伊藤歩だったけど、三枚目になりきれずこのドラマで一気に格下げになった感じが否めず……。

<TEXT/スナイパー小林>
【スナイパー小林 プロフィール】
1985年TBS系ドラマ「毎度おさわがせします」を皮切りに小学生からテレビおたくになり、You Tube全盛の時代になってもテレビをひたすら愛し続け、文章にする芸能ライター。ドラマもいいけどアナウンサーのディスりも、コーヒーも大好きな40歳。