天龍の系譜に属するガッサガサ!

アニメはまた哀れなアスリートを生み出しました。これまでどれだけのアスリートが犠牲になってきたでしょう。アニメおたくよ!何故アスリートの声優起用には声を荒げないのだ!ジャニーズとかスマップとか木村さんとか拓哉さんとかが起用されると、演技を聞く前からブーブー言うではないか!何故その声をアスリートにもぶつけないのだ!トータルで作品をブチ壊しにするという意味では、アイドルや役者より断然アスリートだろ!

確かに、アイドルや俳優が演じるのは架空のキャラクターで、アスリートが演じるのはご本人役というのが相場です。ご本人をご本人が演じるのですから、誰が文句を言おうがご本人です。ってなことで納得すると思ったか!バカモーン!

世のドラマで本人役を本人が演じるのなんて、どれだけあるっていうんですか。僕は生まれてから一度も織田信長役を織田信長が演じているドラマなんて見たことないです。再現ドラマなどでは本人よりちょっと美人の代役が演じるものでしょう。本人が本人役をやったのなんて、谷亮子さんの結婚披露宴で流れた「おふたりのなれ初め再現ドラマ」くらいしか思いつきません。本人役で本人が出てくるのはドラマじゃなくてドキュメンタリーって言うんだよ!バ・カ・モ・ォ・ン!

世間が「作品を台無しにするな!」っていう声を挙げることなく、どれだけ棒読みでも「スゴイですね」とか「OKです!」(※音響監督)とか「慣れないアフレコでも持ち前の集中力を見せた」(※スポーツ新聞)とか、おべんちゃらばっかり言ってるから悲劇の連鎖は止まらないのです。特に音響監督!お前が心底オッケーだと思うまでOK出すんじゃない!ちゃんと演技指導をしろ!もしくは「咳払い」とか「ため息」とか「クシャミ」とか、どうやっても大して変わらないセリフだけにしろ!BA、BA、BA、BAKKAMOORN!!

これからご覧いただくカワイソウな人の姿、どうぞ怒りとともに見守ってください。「告知」というエサに、自分の誇りを捨ててあえて食らいついた健気なキャプテンの姿を。ただの棒読みではなく、「よく聞くと声がガッサガサな棒読み」ということを気づかれてもなお、チームのためにアフレコにチャレンジした全日本女子バレーキャプテン・木村沙織さんの姿を。心の中でだけ冨永みーなさんあたりの爽やかな声に変換しながら…。

ということで、「30すぎるとノドがもっとガッサガサになるよ!」という豆知識をサオリンに届けつつ、23日のフジテレビ「サザエさん」をチェックしていきましょう。

◆こんなにガッサガサなのに、日常会話では意外に気にならないもんだな!

作品NO.7307「目指せバレーの星」と題された、23日放送分の3本目。その話はカツオ以下磯野家のキテレツどもが、いまどき見つけるのが難しいレベルの小さなブラウン管テレビでバレーボール中継を見守るところから始まります。その試合でスパイクを決め、試合を勝利に導いた3番の選手。それが今回のカワイソウな人・木村沙織さんです。

↓背番号3、髪を後ろで束ねた美人がサザエの世界にやってきた!

髪を束ねた状態でアニメ化してるのに、試合前にバッサリとショートにしてくるのがサオリンらしさ!

毎日を風に吹かれて生きていく自然体レディ!

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今回のサザエワールドの主張はこうです。町内でこどもバレー大会をやりますと。で、そこにはゲストとして全日本女子バレーの眞鍋監督と木村沙織選手がきますと。そして、優勝したチームにはスイカが1ダースプレゼントされますと。そこでカツオは「えー、一度でいいからスイカをまるまるひとりで食べてみたかったんだ」と欲望全開で大会への参戦を決意するのであると。

「スイカはふたりで山分けだな!」と中島に持ちかけるなど、ルールをまったく知らないorチームメイトへの分け前を出し渋る鬼畜のどちらかであることが早くも判明するカツオ。それに対して「ふたりじゃバレーができないぞ。最低6人必要だぞ」と当然の返しをする中島。たまたまテレビで見ていた日テレ・ラグビー担当者が「そうか、素人にルール解説するならこの手があったか」とノックオンされる感じのやり取りがつづきます。

↓その後、カツオら一同はポジションの解説にも果敢にチャレンジ!
(サザエに捕まり、宿題をやらされるカツオ)

カツオ:「ようやく釈放された…」

(公園で集まるメンバーたち。顔ぶれはオリックス中島、数合わせで仕方なく誘われた橋本、バードウォッチングの予定をキャンセルさせられた西原、ザコ2名)

カツオ:「何やってるんだ?」

オリックス中島:「誰がエースをやるか決めてるんだ」

自己主張カツオ:「僕がやるよ!」

顔じゃない橋本:「じゃあ僕がスーパーエースだ」

無知無能カツオ:「スーパーエースなんてあるのかぁ?」

オリックス中島:「ほかにどんなポジションがあるんだ?」

お前は誰だ橋本:「さぁ…?」

オリックス中島:「うーん……」

セッター対角の位置に置かれる攻撃専門のライトプレーヤー…とか細かいことはどうでもいい!

「ポジションなんかわからなくてもいいんだ」という角度からのルール解説だと理解せよ!

その後、キテレツどもは水族館のイルカがボールを上手に弾くところをなどを見て、バレーボールの技術習得に励みます。が、もちろんそれで上手くいくはずもなく、オリックス中島は「やっぱり人間のコーチじゃないとダメだ」とポツリ。強く頭を打った人が意識を取り戻したとき並みの感覚で、視聴者からも「気づいたんだね!」という喜びの声が上がります。

そして一同はサザエを抱き込むことに。背後からボールを打ち込み、気づいたサザエがそれを叩き落とすのを見て「さすがですね、合格です」と監督就任を決定するなど、悪の組織みたいなスカウト活動も行ないながらチームを強化していきます。オリックス中島の「僕たち(スイカをまるまる1個食べるという)夢を叶えたいんです!」という監督就任要請の言葉は、底辺の視聴者の胸を打つものでした。

苦しい特訓と、「チーム名はチーム磯野にしよう」「いいやチーム中島だ」「いいやチーム西原だ」などという底辺の仲間割れ。幾多の試練を乗り越えてカツオたちは大会の日を迎えます。もはやスイカ買ったほうが早いんじゃないかという気もしますが、大会を迎えてもらわねばコッチが困る。何せ、大会がないと、ガッサガサの声優を起用する意味もないのだから…!

↓そして現れた、史上稀に見るガッサガサの棒読み!(19分頃から)


ダメだろコレwwwwwwwww

ガッサガサが気になって話に集中できねぇよwwwww

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カツオたちのチーム・クー太郎(※揉めた末に水族館で見たイルカの名前をつけた)は、練習の甲斐なく初戦で敗れます。スイカをまるまる食べる夢も散りました。しかし、スポーツをする楽しさと充実感で、チームは満ち足りていました。そんなカツオたちを見て「そうだ、それが一番だ」とうなずく眞鍋監督。そして、「ミンナノタノシンデルキモチ、アタシニモツタワッテキタワヨ」とほほ笑むガッサガサ。

↓そしてカツオはスイカ以上のスイカにガッツリと視線を送りながら、ガッサガサと握手!

二次性徴カツオ:「握手してください!」
オリックス中島:「ずるいや磯野だけ〜」
図々しいぞ橋本:「僕もお願いしまーす」
セクハラカツオ:「はぁ夢みたいだ。スイカなんて目じゃないや!」
ガッサガサオリン:「キミノプレーヒカッテタワヨ」

そして眞鍋監督はサザエに「あなたの応援も素晴らしかった」と話を振り、ガッサガサがそれに「ゼヒワールドカップモオウエンシテクダサイネ」とつなげて、ガッサガサの告知活動は終了しました。ガッサガサという新たな属性を世間に認知させて。頑張ったな、ガッサガサ。味のある棒読みだったぞ、ガッサガサ。インパクトはあったぞ、ガッサガサ。よくできました。

↓世間もガッサガサの魅力に少しだけ笑顔になったようだな!

そっちが気になりすぎて、上手いとか下手とか棒読みとかの批判に発展しない!

天龍源一郎の正当な後継者、それが木村沙織だ!

↓気に病むなサオリン!アスリートの声優仕事は大体こんなもんだから!「名探偵コナン」に出演した遠藤保仁の棒読みもスゴイぞ!


ほかの3人がちょっと上手いぶん、ヤットさんが際立つな!

「誰だコノ棒読み感」が半端ないwww


↓「ドラえもん」に出演した中村俊輔も無感情の演技で押し切ったぞ!(17分頃から)



押し切ればどうにかなる!

ドラファンはまだドラそのものの声で揉めてた頃の作品だしな!

↓中村剛也が「クレヨンしんちゃん」に出演したときも、本人が最初に吹き出すレベルのデキ!(2分過ぎから)


そのうえおかわりは「アニメを見るより野球を見て欲しい」とド失礼なことを言ってきたからな!

しんちゃんに西武ごときが楯突くとは片腹痛い!

↓「サザエさん」には金メダルを獲った直後の荒川静香さんも引っ張りだされているぞ!(10分頃から)


今見ると演技はそんなにおかしくない!

でも、今見ても作画はやっぱりオカシイ!

↓そして棒読みクィーンの座を9年間守りつづける、福原愛ちゃん出演の「こてんこてんこ」!


「感情がこもった棒読み」というスタイルは、アスリート声優界の金字塔だ!

声がガッサガサの棒読みくらいなら、まだまだ大丈夫!

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このように、アスリートは常にアニメという敵に狙われています。本当に演技をしないとダメなのか。「アッ!」とか「ゴホン!」とか「クシュン!」とかの音声を収録して、それでご出演と言い張ったらダメなのか。演技をさせるならさせるで、2時間くらい指導したりして、それなりの体裁に整える気はないのか。アニメ側の「よりよい作品」を作ろうとする意識も含めて、問いただしたいところ。「本人役なら本人がやっても許される」という風潮、視聴者の側から変えていこうではありませんか。これ以上、新たな生贄を生まないために…!

一発OKとかじゃなく、練習時間も含めて丸一日かける感じでのオファーを!