ホテルのバーというと敷居が高い、と思うかもしれない。だが、かけた値段以上の“いいこと❤”があることも間違いない。

そんな恋に落ちるホテルのバーを紹介。



パーク ハイアット 東京
『ピーク バー』

都庁前


なぜ、『パーク ハイアット 東京』が大人を惹きつけてやまないのか? その理由はすべてにおいて“本物であること”にこだわりを持っているから。館内には多数のアートが置かれているが、それらはすべてアーティストが手がけた作品である。

なかでも『ピーク バー』の柱の間に嵌め込まれたイラストは、イギリスのアーティスト、ロビン ワイラー氏によるもので、日本の主要な街を独自のタッチで表現したもの。しかも、氏は日本語を読み書きできないのだが、その形状を絵として認知して、イラストに落とし込んでいるため、ユーモラスな親しみやすさも漂う。

眼下に広がる夜景の美しさにも目を引かれるが、こうしたアートを「どこの街だと思う?」というコミュニケーションツールとして活用するのもいいだろう。答えは優しきバーテンダーが教えてくれる。



このイラストは外国人観光客に人気の街。日本の優れた食材は、この地へと集約される。答えはバーを訪れて



こちらの柱に入っているのは、若者に人気の街。その答えを求めるという口実で女性を誘ってみては


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パレスホテル東京
『ロイヤル バー』

東京


デートの別れ際には、胸に一抹のさみしさを覚えることもあるだろう。どちらからも「もうちょっと……」を言い出せず、という経験は大人であれば誰しもあるのではないだろうか。

その「あと少しだけ一緒にいたい」というキメのひと言を切り出す勇気を与えてくれるのが、『ロイヤル バー』である。

ホテルのエントランスからすぐの場所にあるこのバーは、タクシー待ちの間に一杯、という使い方をするゲストも多く、その誘いが不自然にならないメリットを持つ。素敵な女性をタクシー待ちのために外で待たせるなんて、と紳士然と(下心を隠して)エスコートできるのだ。



火照ったカラダをクールダウンさせてくれるミルク入りのジンフィズ

重厚なドアの向こうに広がる空間は、抑えられた照明と旧パレスホテルの『ロイヤル バー』から移築されたカウンターがシックな印象を放つ大人のための聖域。それゆえに、静かに会話を交わすこともできるため、別れ際の一杯が二杯となる可能性をも秘めている。

ホテルバーをスマートに使いこなすなら、ぜひ覚えておいてほしい。


あの人気バーの、お得に最上階の特等席を使う方法とは!?



ザ・ペニンシュラ東京
『ピーター』

日比谷


バーで飲んでいるときに、あまり料金のことを気にしたくはないが、それでもやはり気になってしまうのが、人の心情というもの。

そういうとき、積極的に利用したいのがフリーフローやハッピーアワーといったシステム。『ザ・ペニンシュラ東京』の『Peter』も日曜〜木曜限定でハッピーアワーが開催されており、注目すべきはその料金システム。

スパークリングワインをはじめ、オリジナルカクテル、スタンダードカクテルなどに加え、9種類のフードまで、すべてが800円と安価な料金で楽しめる。このロケーションで、この空間で、サービスはなんら平常時と変わらない。

それでいて、お得に楽しめるとあれば、これもホテルバーの賢い使い方のひとつといえよう。女性同士で目一杯楽しむのもいいが、男女で利用するならばアペリティフ代わりに使う、というのもおすすめだ。



ハッピーアワーは日曜〜木曜日の5:00PM 〜8:00PMまで。モダンコンテンポラリーな空間で極上の一杯をお得に楽しめる。写真は、ハンフリー・ボガートが好んで飲んでいたというドランブイとジン、梅酒、クランベリージュースなどを合わせた「東京ジョー」



「ハッピーアワー フードセレクション」から。右が「ケイジャンPeterスタイルフライドポテト」。左は「ナチョス」


最後は、ジャズライブを聴きながらシャンパンを飲める老舗



シャンパンのボトルを席にキープし、気ままに泡酒タイム。セットで付くオードブルは季節のフルーツなどから構成される
ホテル椿山荘東京
『ル・ジャルダン』

江戸川橋


『ホテル椿山荘東京』の庭園のすぐ横にあるレストラン『ル・ジャルダン』は、夜はバーづかいをするのが常連技。木々の緑が賑わう昼とはうってかわり、ピアノの生演奏が流れる店内はぐっと大人の照明&客層に。

そんなシックな雰囲気でありながら、18:00〜20:00のプレミアムシャンパンアワーではお酒のメニューは大盤振る舞い。ニコラ・フィアット等名門シャンパンがフリーフローなうえ、100種ものカクテルを好きなだけ飲むことができる。デートなら入り口から一番遠い、ひと目のないソファ席が狙いめ!