鉄人・室田淳、愛娘の前で貫禄の逃げ切り勝利!(写真提供:PGA)(撮影:ALBA)

写真拡大

<ファンケルクラシック 最終日◇23日◇裾野カンツリー倶楽部(6,911ヤード・パー72)>
 シニアツアー『ファンケルクラシック』は全日程が終了。最終日を首位で迎えた室田淳は、この日も4バーディ・1ボギーの“69”でラウンド、3日連続60台でまとめトータル14アンダー。貫禄の逃げ切りで優勝を決めた。
国内ツアーをフォトギャラリーでチェック!
 4打のリードを持ち迎えた最終日。ところが2位スタートの渡辺司が1番、2番で連続バーディを決めて一気に2打差を縮める。「渡辺さんが1、2番バーディを獲って、苦しいパーパットも入れて、どっかで長いのも入れたよね、途中で天才だねと。いつもの巧みなコメントじゃなくて、パッティングが渡辺司は天才だねと」、渡辺のパッティングに舌を巻いた。
 それでも室田は動じることなく“良いところに乗った”という4番、5番で連続バーディを奪い、再び4打差に。その後、渡辺に1つ詰め寄られるも「キーポイントでしたね」という後半の10番で室田はバーディを奪取。追う渡辺は逆にボギーを叩き5打差に拡がった。これで渡辺は“ジ・エンド”と降参気味に。その後差は縮まることなくフィニッシュ、今季2勝目を挙げた。
 貫禄の逃げ切り勝利を挙げた室田だが、この日は優勝争い以外に気になることがあったという。それは大会スポンサーのファンケルに娘さんが今年入社。さらにこの日仕事として会場に来ていたのだ。「新入社員なんでね、会場に来なければあまり気にならないんだけど、来ているから。僕の仕事はこんなもんなんだと」と室田。「照れくさいより嬉しい。あまりスポーツ得意じゃないし好きじゃないから。見るのは好きかな。トーナメント会場にはほとんど来ないから、うちの家族は」。あまり来場機会のない愛娘の前で強い父親の姿を見せたことができた。
 「今年はまだ試合が多いので。でもチャンスはありますよね。賞金王は気にしていないんですけど、ファンケルで勝てて良かった。8年ぶりでしょ、2007年以来。もうこのコースでは無理かと思っていたので良かった」。
 還暦を過ぎても相変わらず強さを誇る鉄人・室田。すでに今季2勝目で本人は気にしていないというが周りは賞金王に期待してしまうもの。果たして今年賞金王を獲得できるか。
<ゴルフ情報ALBA.Net>