フジテレビ「やっちまった映像GP」(21日放送)では、2005年に行われたボクシングの試合中にカツラがずれたことで一躍話題となったプロボクサー(当時)小口雅之さんの現在を伝えた。

「あの時はコンプレックスだった。髪の毛が薄くなってきて、まだ若かったんですごく気にしてた。フサフサな自分を残したいというか」と振り返った小口さんは「カツラ屋さんに相談して専用のノリみたいな接着剤で試合で付けても取れないっていうことで付けた」とカツラを着用して臨んだ一戦の経緯を説明した。

さらに小口さんは「カツラかぶって人生狂わされました。どん底に落ちました」と切り出すと「会社クビになって、彼女にもふられました」と告白。「人間不信的な感じにはなりましたよね。天から罰を与えられてるじゃないですけど」とも語っている。

だが、2012年に妻・千夏さんと結婚した小口さん。なんと千夏さんは小口さんのカツラがずれた"あの試合"を会場で観ていたのだ。「出てきた瞬間に(小口さんがカツラだと)気づきました」と笑う千夏さんとは、その後居酒屋で偶然再会したことをきっかけに交際が始まったという。

昨年長女が誕生した小口さん。ボクシングはすでに引退しており現在は建築業務に従事する。様々な資格を取得し仕事に活かしており、番組のカメラに対し「この子のために頑張って働いて稼がないと」と意気込みつつも幸せそうな表情を見せた。